立法学講義【補遺】

立法学講義【補遺】

大森政輔・鎌田 薫 編

A5判上/494頁

ISBN:978-4-7857-1863-3

定価:5,170円 (本体4,700円+税)

発売日:2011/03

詳細
わが国の立法動向を学問的な分析の対象とし、立法に資する様々な知識、情報、技術の体系化を図った最初の立法学教科書。立法の実務家と憲法・行政法・民法・商法等の多方面の研究者との長年にわたる共同研究の成果。常用漢字表の改訂に伴う法令用語について補説。


(主要目次)

第1章 立法学とは何か
 第1節 立法学の意義と内容(鎌田 薫)
  1 立法学の必要性
  2 立法学の目的と方法
  3 立法学の内容
  4 立法学の担い手
 第2節 法解釈学と立法学の関係(石村 健)
  1 末広博士の時代の立法学
  2 法解釈学と法の解釈
  3 法解釈学と立法学
  4 法の解釈、法形成等の全体像
  5 法の解釈とは何か
  6 法形成とは何か
 第3節 「立法学」と「政策法務」、「法政策学」(加藤幸嗣)
  1 はじめに
  2 「政策法務」の提言
  3 「政策法務」の意義
  4 「法政策学」の提言
  5 「法政策学」の意義
  6 今後の課題
第2章 立法の企画立案
 第1節 内閣立法と議員立法(大森政輔)
  1 はじめに
  2 旧憲法下の立法原則
  3 現行憲法下の立法原則
  4 両者の役割分担に関する原則
 第2節 内閣立法の企画立案
  1 内閣提出法律案の企画立案(伊藤 直)
  2 審議会の役割(山本庸幸)
  3 内閣法制局の審査(山本庸幸)
 第3節 議員立法の企画立案
  1 議員立法の実際(橘 幸信)
  2 議員提案の主体としての政党(石村 健)
  3 議院法制局による立案補佐(石村 健)
  <補論>資本市場活用型企業法制(上村達男)
第3章 法律案の提出から成立まで
 第1節 法律案の提出(榊 正剛)
  1 提出の手続
  2 提案理由
  3 対案・修正案
 第2節 法律案の審議(榊 正剛)
  1 委員会審査と本会議審査
  2 公聴会等
  3 表決(採決の方法)
  4 附帯決議
  5 両議院の関係(送付、修正と回付、議決が分かれた場合)
  6 党議拘束(大森政輔)
 第3節 公布、施行、適用関係(石村 健)
  1 公布・施行
  2 適用・遡及適用
  3 サンセット条項
 第4節 政令・府省令、規則、訓令・通達(松永邦男)
  1 政令について
  2 府省令について
  3 規則について
  4 訓令・通達について
 第5節 命令制定手続(宇賀克也)
  1 法制化の経緯
  2 内 容
  3 第六章(意見公募手続等)の規定の適用除外
  4 意見公募手続等
 第6節 地方公共団体の条例及び規則について(松永邦男)
  1 自治立法権の根拠及び意義について
  2 条例について
  3 地方公共団体の規則について
  4 条例・規則の制定手続について
 第7節 条例案・規則案についてのパブリック・コメント手続(宇賀克也)
  1 行政手続法第四六条の射程
  2 行政手続条例による対応
  3 パブリック・コメント手続条例による対応
  4 市民参加推進条例
  5 自治基本条例
第4章 立法過程の事例
 第1節 製造物責任法(山本庸幸)
  1 立法の背景
  2 所管官庁の取組み
  3 法律案の理論と調整
  4 法律案の審査
  5 国会審査
 第2節 中央省庁改革関連法規の事例(山内達矢)
  1 前 史
  2 行政改革会議
  3 中央省庁改革等基本法の制定
 第3節 特定非常災害特別措置法(大森政輔)
  1 阪神・淡路大震災の対応措置
  2 関東大震災の対応措置
  3 両大震災の対応措置の対比と提言
  4 特定非常災害特別措置法の立案・提出の経緯
  5 立案に際する諸問題
第5章 立法技術
 第1節 法律の立案(山本庸幸)
  1 立法事実
  2 法律事項
  3 法律の組立て
 第2節 法律の形式(山本庸幸)
  1 新法と一部改正法
  2 新法の形式
  3 一部改正法の形式
  4 題名と目次
  5 本 則
  6 附 則
 第3節 改正方式(山本庸幸)
  1 二つの改正方式
  2 環境省設置法の例
 第4節 法令用語と法令の表現(山本庸幸)
  1 法令の用字用語
  2 法令の表現
  3 法令の配字
第6章 各国の立法事情
 第1節 アメリカ(後藤敬三)
  1 連邦の立法権
  2 議 会
  3 立法過程
  4 法律・法典の体系
 第2節 イギリス(長谷部恭男)
  1 立法権
  2 政府の立法プログラム
  3 立法担当官
  4 法務庁
  5 議会での審議
 第3節 ドイツ(服部高広)
  1 法律と立法権限
  2 連邦議会と連邦参議院
  3 法律案の作成と提出
  4 法律案の審議・制定過程
立法における体系感覚──あとがきにかえて(寺田逸郎)

(執筆者)
 大森政輔・元内閣法制局長官・弁護士
 鎌田 薫・早稲田大学総長
 石村 健・元内閣法制局第三部長
 加藤幸嗣・桐蔭横浜大学法学部教授
 伊藤 直・元国土交通省国土交通政策研究所長
 山本庸幸・内閣法制次長
 橘 幸信・衆議院法制局法制企画調整部長
 上村達男・早稲田大学法学部教授
 榊 正剛・元国土交通審議官
 松永邦男・内閣法制局総務主幹
 宇賀克也・東京大学大学院法学政治学研究科教授
 山内達矢・総務省行政評価局評価監視官
 後藤敬三・(社)金融先物取引業協会専務理事
 長谷部恭男・東京大学法学部教授
 服部高宏・京都大学大学院法学研究科教授
 寺田逸郎・最高裁判所判事

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