森本滋先生還暦記念
企業法の課題と展望

京都大学森本滋先生の還暦記念論文集。

会社法下の株式会社の設立規制（小林　量）
発行可能株式総数の定めと株主保護－－四倍規制の再検討（前田雅弘）
株主平等の原則と株式平等の原則（木俣由美）
少数株主締め出しと株式取得対価の公正性の確保（岡田昌浩）
少数株主の締出しの正当性と権利濫用（久保寛展）
監査役設置会社における取締役会－－会社法362条4項を素材として（齊籐真紀）
競業取引・利益相反取引と取締役の任務懈怠責任（北村雅史）
グループ内取引におけるグループ利益の追求と取締役の義務・責任－－フランス法を中心に（清水円香）
取締役報酬の「不支給・低額決定」について（伊藤靖史）
イギリス会社法における定款変更の限界（松尾健一）
米国のＭ＆Ａにおける特別委員会の役割－－Lynch Doctrineの光と影（釜田薫子）
仲立法制の在り方（洲崎博史）
損害保険契約における経済的被保険者（竹濱　修）
金融取引における「仲介者」の法規制－－証券取引の分野を中心として（戸田　暁）
インサイダー取引規制の再構築（梅本剛正）
独占禁止法は誰の利益を保護するのか？（川濱　昇）
国際的な独占禁止法違反事件に対する海外競争当局との執行協力－－現状と課題（林　秀弥）