プライバシー・個人情報保護の新課題

学界・実務界の第一人者らが、プライバシー・個人情報保護を巡るわが国および世界の喫緊の最新動向等を紹介するほか、新しい課題について問題提起や一定の方向性を示す。実務家にも役立つ研究書。

第１章　プライバシー・個人情報保護の国際的整合性……一橋大学名誉教授　堀部政男
第２章　個人情報保護法とプライバシーの権利―「開示等の求め」の法的性質
　　……新潟大学大学院実務法学研究科教授　鈴木正朝
第３章　個人情報の窃取・漏えいと刑事罰……筑波大学大学院図書館情報メディア研究科准教授　石井夏生利
第４章　内部統制システムと情報セキュリティ……国立情報学研究所客員教授・弁護士　岡村久道
第５章　従業者の監視とプライバシー保護……関西大学社会安全学部准教授　髙野一彦
第６章　監視・追跡技術の利用と公法的側面における課題……慶応義塾大学総合政策学部准教授　新保史生
第７章　位置情報技術とプライバシー―ＧＰＳによる追跡がもたらす法的課題を中心として
　　……東京大学大学院情報学環助教　松前恵環
第８章　Ｗｅｂサービスの高度化とプライバシー・個人情報保護
　　……情報通信総合研究所法制度研究グループ部長・主席研究員　小向太郎
第９章　生体情報の利用とプライバシー保護……筑波大学大学院図書館情報メディア研究科准教授　石井夏生利