コンメンタール消費者契約法〔第２版〕

平成21年特定商取引法・割賦販売法改正を織込み改訂。詳細な逐条解説に加え，消費者取引をめぐる様々な被害救済に第一線で携わる弁護士が，相談現場での豊かな経験を踏まえ具体的な解決策も示す。弁護士，裁判官，司法書士，消費生活相談員等の必携書。

第１部　消費者契約法の概要
　Ⅰ　はじめに―消費者契約法を活用しよう
　Ⅱ　消費者契約法の主な内容
　Ⅲ　消費者契約法の制定の背景
　Ⅳ　消費者契約法の特徴 　
　Ⅴ　消費者団体訴訟制度
第２部　逐条解説消費者契約法
　第１章　総則
　第２章　消費者契約
　第３章　差止請求
　第４章　雑則
　第５章　罰則 　附則
第３部　消費者契約法の活用法
　Ⅰ　点検商法と不実告知
　Ⅱ　欠陥住宅と不利益事実の不告知
　Ⅲ　社会的相当性を逸脱した宗教活動
　Ⅳ　エステティック商法と契約取消
　Ⅴ　クレジット契約と退去妨害
　Ⅵ　免責約款の有効性
　Ⅶ　前納学納金を返還しない旨の学則の効力
　Ⅷ　賃貸借契約における原状回復特約の効力
第４部　消費者団体訴訟の活用法
　Ⅰ　手続の流れ
　Ⅱ　請求の内容
　Ⅲ　強制執行
第５部　今後の課題
　Ⅰ　施行後の経過
　Ⅱ　実体法の改正すべき事項
　Ⅲ　消費者団体訴訟制度の課題