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JLF叢書
被疑者取調べと録画制度
取調べの録画が日本の刑事司法を変える
指宿 信 著
A5判並製/349頁
ISBN:978-4-7857-1820-6
定価:4,620円 (本体4,200円+税)
発売日:2010年12月
在庫:品切・重版未定
詳細
諸外国における取調べの録音録画制度の実情を紹介し、問題点を摘出。わが国における録音録画制度の導入を考究した待望の書。
主要目次
第1部 被疑者取調べ:プレ可視化
○取調べと虚偽自白 ○取調べとえん罪 ○取調べと被疑者ノート
第2部 取調録画の諸相:ポスト可視化その1
○オーストラリア:取調録画制度と自白の証拠能力 ○オーストラリア:取調録画の実態 ○カナダ:繰り返される導入勧告と判例
○ニュージーランド:録画制度の歴史とその実情
●付録● 風向きを知るのにお天気キャスターは要らない――日本における取調録音・録画について合衆国と韓国から学ぶこと
(ディビッド・T・ジョンソン)
第3部 取調録画制度の展開:ポスト可視化その2
○取調録画制度における映像インパクト ○イギリス:「録音」、「録画」で揺れる歴史とデジタル・ネットワーク化計画
●付録● 取調録音録画に向けて――その憲法的考察(クリストファー・スロボギン)
おわりに――被疑者取調録画の「5W1H」