公害・環境紛争処理の変容

環境法政策学会誌 第15号
公害・環境紛争処理の変容

環境法政策学会 編


A5判並製/316頁
ISBN:978-4-7857-1998-2

定価:3,850円 (本体3,500円+税)

発売日:2012年07月

在庫:品切・重版未定

詳細

公害・環境紛争処理はどのような変容をとげたか

公害、廃棄物、景観、自然保護の領域における環境訴訟問題を横断的に分析し、その残された課題を検討する。

主要目次

はしがき………磯部力
第1部 公害・環境紛争処理の変容
 第1章 総括・総論………畠山武道
 第2章 公害に関する近時の裁判例の動向と課題………大塚直
 第3章 廃棄物訴訟………福士明
 第4章 景観・まちづくり訴訟と新たなまちづくり条例の動向………日置雅晴
 第5章 自然保護訴訟の動向―生態リスクの「法的な管理」の行方………及川敬貴
 第6章 公害紛争処理の現状と課題………六車明
 第7章 コメント………淡路剛久
 第8章 コメント………阿部泰隆
第2部 公害・環境紛争処理の変容―パネルディスカッション―
  司会:浅野直人・北村喜宣  パネリスト:及川敬貴・大塚直・畠山武道・日置雅晴・福士明・六車明
第3部 個別研究報告
 1 オーフス条約と環境公益訴訟………大久保規子
 2 環境団体訴訟の憲法学的位置づけ………松本和彦
 3 環境団体訴訟の法的正統性………桑原勇進
 4 団体訴訟の制度設計………越智敏裕
 5 公益訴訟(論点整理とコメント)………畠山武道
 6 水資源を巡る国際法の進展と課題波………多野英治
 7 有害性情報の行政利用をめぐる法的問題に関する一考察………増沢陽子
 8 アメリカの気候変動訴訟と原告適格―事実上の損害要件と蓋然性を中心に………下村英嗣
第4部 研究論文
 1 外資による水源林買収と森林法の改正………天野健作
 2 地球温暖化への適応とリスク移転メカニズム―気候変化に強い社会に向けて………斉藤照夫
 3 化審法前史―予防原則の源流を求めて………辻 信一・及川敬貴
 4 荒れた育成林問題解消のための法的検討―所有者の義務の明確化の観点から………神山智美
第5部 環境法政策学会の活動
 1 環境法政策学会第15回学術大会
 2 第15回学術大会における各分科会の活動
 3 規約および役員名簿
 4 入会のご案内
國學院大學開催に寄せて………加藤季夫

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