金商法という地図の読み方

金融商品取引法は、技術的な性格が強く、発行会社にとって必要な条文とそうでない条文とが混在・散在することや、政令・府令への委任条項が多いこと等から、発行会社の法務担当者や取締役・監査役にとっては理解しがたい面もある。そこで、それらの方々のために、同法の条文構造を示しながら金商法の全体像を把握しやすいように解説。

Ⅰ　金融商品取引法の条文構成
　１　金融商品取引法の目的
　２　金融商品取引法の条文構成
　３　本書の構成と金融商品取引法の下位規範（施行令と内閣府令）
　４　まとめ
Ⅱ　企業内容等の開示　
Ⅲ　公開買付けに関する開示
　第1節　発行者以外の者による株券等の公開買付け
　第2節　発行者による上場株券等の公開買付け
Ⅳ　株券等の大量保有の状況に関する開示
Ⅴ　有価証券の取引等に関する規制
Ⅵ　雑則