東京大学法科大学院ローレビュー Vol.7


東京大学法科大学院ローレビュー Vol.7

東京大学法科大学院ローレビュー編集委員会 編


B5判並製/202頁
ISBN:978-4-7857-2016-2

定価:3,080円 (本体2,800円+税)

発売日:2012年09月

在庫:品切・重版未定

詳細

法科大学院の使命が法曹としての基幹的能力を育成することであり、そのために未だ十分な解決の与えられていない問題について、調査・分析・検討し、一定の説得力ある形で論じ、文章化することはきわめて有効である。このような趣旨から米国のロースクールにおいて刊行されている「ローレビュー」をモデルとして2006年に創刊された『東京大学法科大学院ローレビュー』。本書には、東京大学法科大学院の学生が主体となって運営する編集委員会により厳格な審査を経た学生による優秀論文と、東京大学法科大学院の実務家教員および研究者教員の論文を収録しているが、本巻はその第7巻目になる。 本巻には、学生による投稿論文のほかに、東京大学法科大学院の教員によって執筆された寄稿論文を収録する。

主要目次

第7巻の刊行にあたって……山口 厚
投稿論稿
 社債権者集会決議による社債の元金減免の可否と社債権者の合理的意思決定……岩間郁乃
 相続税法と遡及効─裁判例・裁決例の分析から─……長戸貴之
 限定責任信託における受託者の第三者に対する責任……藤岡祐治
 「大学の自治」に関する試論─社会・正当性・構造─……本郷 隆
 施設内処遇に続く社会内処遇の検討……山名淳一
 監査役および社外取締役へのストックオプション付与について……吉川 慶
寄稿論稿
 ホルムズ海峡と国際法……中谷和弘
 もしも最高裁が民法900条4号ただし書の違憲判決を出したら……中村 心
 Montesquieu Significance for Contemporary Japan─What Japanese Constitutional Scholars Have Failed to Learn from
 Montesquieu……Yasuo HASEBE

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