未央の夢
ある国際弁護士の青春

大手ローファームで国際弁護士として多忙な日常をこなす著者が、高校・大学における学生時代から司法研修所での修習、渉外事務所でのアソシエイト時代、米国留学を経て現在にいたる今を語った青春グラフィティ。 国際弁護士が自らの半生を綴った、若手法曹や法曹をめざす若者へ贈る熱きメッセージ。

まえがき
第一章　高校時代― 数学病に悩む
第二章　教養学部時代 ― 楽しくも虚うつろな日々
第三章　法学部時代（その①）― 自堕落な生活からかろうじて立ち直る
第四章　法学部時代（その②）― 分析哲学の使徒となる
第五章　修習生時代（その①） ― 司法研修所での充実した日々
第六章　修習生時代（その②）― 法律家としての前途を悲観する
第七章　アソシエイト時代（その①） ― 国際弁護士を目指す
第八章　アソシエイト時代（その②） ―良き交渉家となるために
第九章　米国留学時代（その①）― 法と経済学を知る
第一〇章　米国留学時代（その②） ― 現代社会のソフィスト
終章　その後の時代
付表　帰国後二五年間における主な活動