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経済活動を規制する各種法令の刑罰法令について刑事法の立場から解釈論的な検討を加える「経済刑法」は、刑事法の分野における研究・教育において重要な地位を占めるようになっているが、加えて企業法務等の実務の立場からも「経済刑法」は重要なテーマともいえる。 本書は、ビジネスローの実務での利用を念頭において重要な刑罰法令を取り上げ、刑事法学の観点から信頼しうる解説を提供しようというもの。さらに、法曹養成や法学教育の教科書としても利用できるよう、経済刑法の分野を総覧するとともに、各法令の解釈方法論とその具体的適用のあり方について詳細な解説を加える。
主要目次
第1章 会社法の罰則
第2章 不正競争防止法の罰則
第3章 銀行取引をめぐる犯罪
第4章 租税犯罪
第5章 証券犯罪
第6章 独占禁止法の罰則
第7章 刑法による消費者保護
第8章 両罰規定
第9章 没収・追徴
事項索引
判例索引