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企業のための労働実務ガイド
企業のための労働実務ガイド1 Q&Aと書式 解雇・退職
藤本 美枝・松村 卓治・江藤 真理子・栗原 誠二 編著
A5判並製/374頁
ISBN:978-4-7857-2045-2
定価:3,630円 (本体3,300円+税)
発売日:2013年02月
在庫:在庫僅少
詳細
現行法と判例学説に立脚した、「あるべき労働法」ではなく実践的な指針としての、さらに企業活動におけるビジネスローの一部として迅速かつ円滑な処理が求められる道標としての「労働実務」を、現実の企業のなかで生起する多種多様な労働問題を取り上げ、より具体的なQ&Aとして解説。新シリーズ「企業のための労働実務ガイド」の第1巻目として「解雇・と退職」を取り上げる。企業の人事・労務を担当する実務家の必携書。
主要目次
第1章 採用内定取消し・本採用拒否
本章のポイント
Q1-1 採用内定取消し
Q1-2 内定辞退者に対する損害賠償請求
Q1-3 本採用拒否
Q1-4 本採用前の退職者に対する損害賠償請求
第2章 合意解約・辞職
本章のポイント
Q2-1 退職届の撤回
Q2-2 退職・辞職の意思表示の瑕疵
Q2-3 辞職による雇用契約の終了時期(予告の必要性)
Q2-4 退職勧奨の留意点と不法行為の成否
Q2-5 退職勧奨に伴う措置(自宅待機、メールシステムの利用、貸与物等の扱い)
Q2-6 失業給付との関係(離職票の記載)
Q2-7 「解決金」の税務上の取扱い
第3章 普通解雇
本章のポイント
Q3-1 就業規則における解雇事由の定め方
Q3-2 解雇予告手当をめぐる問題
Q3-3 普通解雇事由の事後的追加主張
Q3-4 普通解雇事由:傷病
Q3-5 普通解雇事由:能力不足(原則)
Q3-6 普通解雇事由:能力不足(高度人材)
Q3-7 普通解雇事由:勤怠不良
Q3-8 普通解雇事由:協調性不足
Q3-9 変更解約告知
第4章 懲戒解雇
本章のポイント
Q4-1 懲戒手続
Q4-2 懲戒解雇と退職金
Q4-3 懲戒解雇事由:不正行為(業務上横領)
Q4-4 懲戒解雇事由:インターネットの利用等
Q4-5 懲戒解雇事由:セクハラ
Q4-6 懲戒解雇事由:私生活上の非行
Q4-7 懲戒解雇事由:配転命令違反
Q4-8 懲戒解雇事由:経歴詐称
Q4-9 懲戒解雇事由:兼業
Q4-10 懲戒解雇事由:内部告発
Q4-11 懲戒解雇から普通解雇への転換
Q4-12 懲戒解雇事由の事後的追加主張
Q4-13 懲戒解雇事由に基づく普通解雇
Q4-14 予備的普通解雇
第5章 整理解雇
本章のポイント
Q5-1 整理解雇:人員削減の必要性
Q5-2 希望退職の募集(解雇回避努力)
Q5-3 整理解雇:人選の合理性
Q5-4 整理解雇:手続の妥当性
Q5-5 不採算部門の閉鎖と整理解雇
第6章 休職と解雇
本章のポイント
Q6-1 休職命令の可否と手続
Q6-2 復職の可否の判断
Q6-3 復職前の試し出勤等と復職後のリハビリ勤務
Q6-4 休職と復職を繰り返す従業員への対応
第7章 労働契約終了に伴う問題
本章のポイント
Q7-1 雇用契約終了後の秘密保持・競業避止義務
Q7-2 雇用契約終了と社宅退去・貸与品返還・私物引取り
Q7-3 退職証明書・離職票など
Q7-4 懲戒解雇事実の公表
Q7-5 留学費用の返還
第8章 企業再編時の人員削減
本章のポイント
Q8-1 会社解散と解雇
Q8-2 事業譲渡に伴う人員削減
Q8-3 合併・株式譲渡に伴う人員削減
第9章 定年時の再雇用拒否
本章のポイント
Q9-1 再雇用基準
Q9-2 就業規則による再雇用基準
Q9-3 再雇用契約の労働条件
Q9-4 継続雇用拒否のリスク
Q9-5 有期雇用と雇用確保措置
第10章 非正規雇用者の解雇・雇止め
本章のポイント
Q10-1 有期契約労働者の期間満了時の雇止め
Q10-2 有期契約労働者の期間途中の解雇・退職
Q10-3 無期労働契約のパートタイム労働者の解雇
第11章 派遣労働者の解雇・雇止め
本章のポイント
Q11-1 無期雇用の派遣労働者の解雇
Q11-2 有期雇用の派遣労働者の解雇・雇止め
Q11-3 労働者派遣契約の中途解約と賃金支払い
Q11-4 違法派遣と直接の雇用契約の成立
第12章 国際企業における労働契約の終了
本章のポイント
Q12-1 労働契約の準拠法
Q12-2 労働契約に関する裁判管轄
Q12-3 外国人従業員と年金
判例索引
事項索引
編著者・著者紹介