裁判実務シリーズ5 医療訴訟の実務


裁判実務シリーズ5 医療訴訟の実務

高橋 譲 編著


A5判並製/636頁
ISBN:978-4-7857-2084-1

定価:7,700円 (本体7,000円+税)

発売日:2013年07月

在庫:絶版

詳細

現役裁判官が実務上の重要な論点を解説する「裁判実務シリーズ」の第5弾。 本巻は、東京地裁その他の医療集中部において実際に医療訴訟を経験した裁判官と、医療訴訟に通じた医師や弁護士が、医療訴訟の実務をいかんなく披露。裁判所の医療集中部で蓄積されたノウハウが30の重要論点について織り込まれた画期的な実務書。法曹実務家必携の一冊。

主要目次

第1講 医師から見た医療と法曹との相互理解の現状と課題(高瀬浩造)
第2講 証拠保全(小口五大)
第3講 訴え提起をする患者側弁護士による準備と訴訟活動(安原幸彦)
第4講 医療機関側の訴訟前対応と訴訟対応(児玉安司)
第5講 争点整理1(過失主張の要点医学的知見の裏付け、事案の解明など)(村田 渉)
第6講 争点整理2(争点整理上の工夫、診療経過一覧表、争点整理表の作成など)(廣谷章雄)
第7講 専門委員(手嶋あさみ)
第8講 診療録等(関根規夫)
第9講 基礎的な医学的知見(髙橋 譲)
第10講 診療ガイドライン(西澤健太郎)
第11講 添付文書(住田知也)
第12講 医学的知見を記載した医師の意見書(大澤知子)
第13講 人証調べ(今岡 健)
第14講 鑑定(味元厚二郎)
第15講 注意義務違反(総論、医療水準)(榮 岳夫)
第16講 説明義務違反(森冨義明)
第17講 転医義務違反(西岡繁靖)
第18講 救急医療に関する注意義務違反(松本佳織)
第19講 がんの診断および治療に関する注意義務違反(長谷川秀治)
第20講 脳神経外科の診療に関する注意義務違反(水野峻志)
第21講 循環器の診療に関する注意義務違反(白石史子)
第22講 消化器科の診療に関する注意義務違反(樺山倫尚)
第23講 産科の診療に関する注意義務違反(水野有子・吉岡正豊)
第24講 歯科の診療に関する注意義務違反(中町 翔)
第25講 医療施設における患者の管理に関する注意義務違反(大寄麻代)
第26講 過失の競合(平野 望)
第27講 因果関係(秋吉仁美)
第28講 生存についての相当程度の可能性(尾島 明)
第29講 損害(山下浩之)
第30講 和解(鶴岡稔彦)
事項索引
判例索引  

書籍の正誤・補訂

■216頁 (注19)下から1行目

 誤:総括研究報告書(2011年)。
 正:総括研究報告書(2011年)。

 

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