担保不動産の任意売却マニュアル〔新訂第2版〕


担保不動産の任意売却マニュアル〔新訂第2版〕

黒木 正人 著


四六判並製/388頁
ISBN:978-4-7857-2106-0

定価:2,860円 (本体2,600円+税)

発売日:2013年08月

詳細

「任意売却の実務」の定番書として版を重ねた本書の最新版

金融円滑化法終了の任意売却市場の現実を踏まえて、実務に携わる人のために、さまざまな具体的事例を交えて、より詳細に解説する。最新のデータと法制度により改訂した最新版。

主要目次

序章 金融円滑化法終了後の金融経済と任意売却市場
 1 金融円滑化法の概要
 2 債務者区分と不良債権
 3 不良債権への格下げ
 4 不良債権への格下げを防ぐには
 5 不良債権とならないように、どんな経営改善計画を策定するか
 6 モニタリングの必要性
 7 不良債権・担保不動産の推移
 8 政権交代・金融円滑化法終了と任意売却市場
第1章 担保不動産の基本
 この章のポイント
 1 不動産とバブル経済
 2 不動産関連ビジネス
 3 不動産の法務・税務
 4 不動産とトピックス
 解説 任意売却関連の書籍
第2章 任意売却の基本
 この章のポイント
 1 任意売却のメリット
 2 任意売却をするための条件
 3 任意売却の流れ
 解説 改正担保・民事執行法下の不動産競売と任意売却
第3章 任意売却の技術
 1 任意売却のチェックポイント
 2 売買契約のチェックポイント
 解説 土壌汚染対策法と任意売却
 この章のポイント
第4章 破産管財人による任意売却
 この章のポイント
 1 担保不動産「任意入札」マニュアル
 2 新破産法における任意売却
 解説 企業再生と任意売却
第5章 マンションの任意売却
 この章のポイント
 1 マンションの歴史
 2 マンションの基礎知識
 3 マンションの任意売却
 解説 債務者の視点からの任意売却
第6章 担保不動産収益執行と任意売却
 この章のポイント
 1 担保不動産収益執行制度とは
 2 担保不動産収益執行制度の申立て
 3 担保不動産収益執行制度における担保物件の管理
 4 任意売却と担保不動産収益執行制度
 解説 農地と任意売却
第7章 一般居宅物件の任意売却
 この章のポイント
 1 住宅金融支援機構による任意売却
 2 住宅金融支援機構の任意売却の特徴
 解説 民間競売と任意売却促進法案
第8章 信託受益権の任意売却
 この章のポイント
 1 一般の不動産売買と信託受益権の違い
 2 信託受益権の売買により回収したケース
 解説 ABL〜不動産担保・保証に依存しない融資手法
第9章 任意売却の事例研究
 この章のポイント
 事例1 最も基本的な任意売却の事例
 事例2 さまざまな諸費用が控除された任意売却
 事例3 担保解除料は一律でなければならないのか?
 事例4 貸金業者の根抵当権仮登記の考え方
 事例5 競売不動産と任意売却
 事例6 任意売却と抵当権消滅請求制度
 事例7 譲渡所得税対策と任意売却
 事例8 破産管財人との破産財団組入金の交渉
 事例9 分筆売買における担保解除料の考え方
 事例10 相続財産管理人と任意売却
 事例11 共同抵当物件の任意売却
 事例12 破産申立費用を任意売却代金から拠出したケース
 事例13 担保設定順位と複数不動産の任意売却配当
 事例14  マンションの任意売却
 事例15  担保不動産収益執行と任意売却
 事例16  会社更生法における任意売却
 事例17  建物に価値がない場合の任意売却
 事例18  一般居宅の任意売却
 事例19 分譲住宅会社の民事再生
 事例20 分譲住宅会社の破産
 事例21  シンジケートローン担保不動産の任意売却
 事例22  先順位で配当を受けた担保権者は、後順位担保権を有していても、
      その後順位担保権につき解除料配当を受けないケース
 事例23  諸費用が売買価格の1割(10%)を超える任意売却には注意をする
 事例24  巨額の工場解体費用と土壌汚染費用の控除
新訂第2版あとがき
書式一覧
索引

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