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東京大学法科大学院ローレビュー Vol.8
東京大学法科大学院ローレビュー編集委員会 編
B5判並製/236頁
ISBN:978-4-7857-2122-0
定価:3,740円 (本体3,400円+税)
発売日:2013年09月
在庫:品切・重版未定
詳細
法科大学院の使命が法曹としての基幹的能力を育成することであり、そのために未だ十分な解決の与えられていない問題について、調査・分析・検討し、一定の説得力ある形で論じ、文章化することはきわめて有効である。このような趣旨から米国のロースクールにおいて刊行されている「ローレビュー」をモデルとして2006年に創刊された『東京大学法科大学院ローレビュー』。本書には、東京大学法科大学院の学生が主体となって運営する編集委員会により厳格な審査を経た学生による優秀論文と、東京大学法科大学院の実務家教員および研究者教員の論文を収録しているが、本巻はその第8巻目になる。 本巻には、学生による投稿論文のほかに、東京大学法科大学院の教員によって執筆された寄稿論文を収録する。
主要目次
第8巻の刊行にあたって(山口 厚)
投稿論稿
医行為概念の再検討(天野 良)
パラレルデットの有効性に関する考察(岩川隆嗣)
遺言執行者の当事者適格を巡る一局面(岡成玄太)
MBOにかかる株式取得価格の判断方法(吉川 慶)
国際的養子斡旋をめぐるハーグ条約及び日本法上の規制(吉田咲耶)
寄稿論稿
An interim report on Savigny’s methodology and his founding of a modern historical jurisprudence
(Hisashi HARATA)
ドイツ財産犯講義ノート(樋口亮介)
反対株主の範囲に関する議論の再整理と若干の試論(松本拓生)