遺言執行の手引


遺言執行の手引

山崎 巳義 著


A5判並製/244頁
ISBN:978-4-7857-2141-1

定価:3,080円 (本体2,800円+税)

発売日:2013年12月

詳細

高齢化社会がますます進む現在「相続させる遺言」が定着しつつあるが、遺言執行者となった者の権利と義務の範囲が実務上必ずしも明確となっていない。そこで、「相続させる遺言」の執行のすべてを、著者の実務体験から明らかにする。各種書式等の資料も網羅的に収録した指南書の誕生。

主要目次

序章 遺言――相続させる遺言と遺贈
 第1 遺言の実態と相続させる遺言
 第2 遺言の性質
 第3 遺言の内容――遺言事項と執行の要否
第1章 遺言執行者
 第1 はじめに
 第2 遺言の指定による遺言執行者
 第3 家庭裁判所の選任による遺言執行者
 第4 遺言執行者の地位と権限
第2章 遺言執行の開始
 第1 遺言執行者の任務の開始
 第2 相続財産目録の作成と交付先
第3章 遺言執行者の具体的職務権限と執行
 第1 必要的遺言執行者の執行行為
 第2 任意的遺言執行者の執行行為
第4章 相続させる遺言の遺言執行者の具体的職務権限と執行
 第1 はじめに
 第2 不動産の相続させる遺言の遺言執行
 第3 動産の相続させる遺言の遺言執行
 第4 債権の相続させる遺言の遺言執行
 第5 借地権の相続させる遺言の遺言執行
第5章 遺贈の遺言執行者の具体的職務権限と執行
 第1 はじめに
 第2 不動産の遺贈の遺言執行
 第3 動産の遺贈の遺言執行
 第4 債権の遺贈の遺言執行
 第5 借地権の遺贈の遺言執行
第6章 執行状況の報告
第7章 遺言執行者の任務終了原因と任務終了の報告
 第1 遺言執行者の任務終了原因と任務終了の報告
 第2 任務終了原因ごとの手続
第8章 遺言執行の費用
第9章 遺言執行者と訴訟(当事者適格)
第10章 遺言執行者と弁護士倫理
 第1 はじめに
 第2 事務処理の任務懈怠にかかわる問題
 第3 利益相反ないし職務の公正さにかかわる問題
資料1 判旨
資料2 書式例
資料3 関連法規(抜粋)

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