Q&A 金融ADRの手引き


Q&A 金融ADRの手引き
全銀協あっせん手続の実務

田中 豊 編著


A5判並製/320頁
ISBN:978-4-7857-2227-2

定価:3,960円 (本体3,600円+税)

発売日:2014年10月

在庫:在庫僅少

詳細

本書は、全銀協ADRの手続の実際を具体的に紹介するとともに、銀行の提供する金融商品・サービスの類型ごとに頻繁に争われる代表的な論点を抽出し、当事者が心得ておくべき主張・立証のポイントおよび実際に持ち込まれた紛争の解決内容の概要を解説する。

主要目次

Ⅰ 総論
金融ADRの意義等/利用機関の選定/手続の全体的な流れ/全銀協の定める業務規程等/苦情前置主義/
訴訟との関係/時効の中断/あっせん委員と当事者との利害関係/加入銀行のあっせん手続への協力義務/
申立書の提出/申立人またはその代理人となることができる者の範囲等/申立書の記載内容/同意書/
事情聴取のスケジュールの調整/主張書面の作成/答弁書の内容/「紛争解決手続を行わない」とは/
事情聴取の意義/あっせん原案の提示/あっせん案受諾の手続/特別調停案/和解手続/あっせん手続の終了事由/
説明義務違反/断定的判断の提供/適合性原則違反/不招請勧誘/優越的地位の濫用/意思表示の瑕疵
Ⅱ 各論
投資信託/変額個人年金保険/仕組債/金利スワップ取引/為替デリバティブ/仕組預金/商品デリバティブ/
預金取引/投資信託と説明義務違反、適合性原則違反(財産の状況)/投資信託と適合性原則違反
(取引目的、知識経験)/高齢者/投資信託の販売と内規違反/変額個人年金保険と説明義務違反/
変額個人年金保険と適合性原則違反/高齢者への変額個人年金保険の販売/一時払終身保険と説明義務/
仕組債取引における説明義務違反/仕組債取引における適合性原則違反(財産の状況)/
仕組債と適合性原則違反(取引の意向/目的)/仕組債と適合性原則違反(投資額が過大)/
金利スワップ取引と優越的地位の濫用/為替デリバティブ取引と適合性原則違反/
為替デリバティブ取引と適合性原則違反/為替デリバティブ取引と適合性原則違反/
為替デリバティブ取引と適合性原則違反/為替デリバティブ取引と説明義務違反/
仕組預金の販売と説明義務違反/原油スワップ/金スワップ/ニッケルアベレージスワップ/
インターネット契約と本人確認/利益相反と弁護士倫理/破産管財人によるあっせん手続の申立て/
相続人からの被相続人の口座照会と銀行の対応/特別調停案/打切り事例

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