裁判実務シリーズ10 民事執行実務の論点

裁判実務シリーズ
裁判実務シリーズ10 民事執行実務の論点

竹田 光広 編著


A5判並製/474頁
ISBN:978-4-7857-2482-5

定価:5,500円 (本体5,000円+税)

発売日:2017年01月

詳細

平成26年当時、東京地方裁判所民事執行センター(以下「民事執行センター」)において民事執行実務に携わっていた裁判官および民事執行センターOBが、民事執行において実務上重要と考えられる項目についてわかりやすく解説。

主要目次

[第1部 債権執行]
 第1講 債権及びその他の財産権に対する執行手続における管轄裁判所
 第2講 執行裁判所から見た債務名義作成上の留意点
 第3講 強制執行における執行機関の審査の範囲
 第4講 債権執行における執行停止文書に関する諸問題
 第5講 差押命令における差押債権の特定に関する問題
 第6講 預金債権の差押えに関する諸問題――①差押債権の特定、②差押えの競合範囲
 第7講 生命保険契約に基づく解約返戻金請求権の差押え
 第8講 扶養義務等に係る定期金債権に基づく差押えを巡る諸問題
 第9講 抵当権に基づく物上代位(賃料債権差押え)に関する諸問題
 第10講 執行供託(混合供託を含む)に関する問題
 第11講 債権配当等における運用――最三判平21.7.14を踏まえて
 第12講 仮差押えと本案の債務名義を巡る諸問題
     ――①仮差押えの本執行移行に関する問題、②仮差押えによる留保解消文書に関する問題
 第13講 新しい金融商品に関する執行手続――①振替社債等、②信託受益権を中心として
 第14講 財産開示に関する問題
 第15講 債権差押命令と破産手続開始決定を巡る諸問題
[第2部 不動産執行]
 第1講 権利能力なき社団の構成員全員の総有に属する不動産の競売手続
 第2講 不動産競売手続における商事留置権の成否
 第3講 法定地上権の成否を巡る諸問題
 第4講 明渡猶予制度を巡る諸問題
 第5講 現況調査における占有の認定について
 第6講 抵当権付債権の差押えがされた場合
 第7講 形式的競売を巡る諸問題
 第8講 担保不動産収益執行を巡る諸問題
 第9講 破産手続開始決定と強制競売手続を巡る諸問題
 第10講 マンションの管理費等について
 第11講 信託財産に属する不動産を目的とする競売事件
 第12講 建物の合体と不動産競売手続
事項索引
判例索引

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