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- 講義 債権法改正

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民法(債権関係)改正案が2017年5月26日に国会を通過し、6月に公布され、その後3年以内に施行される。今回の改正によってリニューアルされたのは民法典の契約法の部分であり、国民生活においても大きな影響を受けることになる。本書は、法制審議会のメンバーであった執筆者4名が、法案について各所で行ってきた講演内容を基礎として、改正法の簡潔な解説書としてまとめた1冊である。
主要目次
序章 改正の経緯
第1章 法律行為・代理
第2章 消滅時効
第3章 契約の成立・定型約款
Ⅰ はじめに
Ⅱ 改正法の概要
Ⅲ 改正法の含意
Ⅳ 補論――新法解釈の方法
第4章 債務不履行、解除、危険負担
Ⅰ はじめに
Ⅱ 履行不能の場合の規律
Ⅲ 解除に関する改正法
Ⅳ 改正法の読み方
第5章 法定利率
第6章 債権者代位権・詐害行為取消権
第7章 連帯債務・保証等
第8章 債権譲渡
Ⅰ 債権譲渡
Ⅱ 債務引受
Ⅲ 契約上の地位の移転
第9章 弁済、相殺
第10章 各種の契約
Ⅰ はじめに
Ⅱ 横断的な改正点
Ⅲ 各種の契約の主な改正点
Ⅳ 「各種の契約」の総論――類型設定の縦軸と横軸
事項索引