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- M&Aリスク管理の最前線

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国内外のM&Aの最新事情を踏まえ、M&Aのリスク管理等の先端実務を明快に解説
世界の先端を行く欧米の実務も踏まえ、M&Aにおけるリスクの管理という観点から、日本ではまだ実例の少ない表明保証保険など、近年M&A実務家の間で話題となることが多いM&Aに関する国内外の最新論点を明快に解説。M&A実務の最前線を担う実務家が、専門性をさらに高めていくための必読書。
主要目次
第1編 M&A取引におけるリスク対応の潮流
序章
第1章 表明保証保険の活用
Ⅰ 問題の所在
Ⅱ 表明保証保険の概要説明
Ⅲ M&A取引におけるリスク対応の枠組みへの影響
Ⅳ 日本への導入状況および今後の展望
第2章 MAC条項をめぐる判例の動向を踏まえた実務的対応
Ⅰ 問題の所在
Ⅱ MAC条項の内容
Ⅲ MAC条項をめぐる判例の状況
Ⅳ 実務的対応
Ⅴ おわりに
第3章 独占禁止法上のリスク分担の手法と契約条項
Ⅰ 問題の所在
Ⅱ 日本のM&A取引契約における典型的な対応
Ⅲ 米国のM&A取引契約における独禁法
Ⅳ その他の独禁法リスクを回避・軽減するための工夫・仕組み
Ⅴ おわりに
第4章 価格調整とロックド・ボックス・ストラクチャー
Ⅰ 問題の所在
Ⅱ M&A取引における価格調整(企業価値と株式価値)
Ⅲ クロージング・アカウント方式とロックド・ボックス方式
Ⅳ ロックド・ボックス方式の契約における留意事項
Ⅴ ロックド・ボックス方式の活用状況と日本のM&A実務への影響
第5章 M&A取引におけるエスクローの活用
Ⅰ 問題の所在
Ⅱ M&A取引におけるエスクローの活用
Ⅲ 米国のM&A取引におけるエスクローの活用
Ⅳ 日本のM&A取引におけるエスクローの活用
終章
第2編 英米におけるディストレストM&Aの実務
序章
第1章 英国ディストレストM&Aと日本への示唆
Ⅰ 問題の所在
Ⅱ 事業再生における会社管理の位置づけ
Ⅲ プレパッケージ型会社管理の手続
Ⅳ プレパッケージ型会社管理の特徴
Ⅴ 日本の実務への示唆
第2章 米国ディストレストM&Aと日本への示唆
Ⅰ はじめに
Ⅱ 法的整理におけるM&Aのメリット
Ⅲ 363条セール
Ⅳ チャプター11計画に基づくM&A
Ⅴ 再建支援契約
Ⅵ 日本の実務への示唆
終章
事項索引