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法と実務 vol.14
日弁連法務研究財団 編
A5判並製/312頁
ISBN:978-4-7857-2634-8
定価:3,740円 (本体3,400円+税)
発売日:2018年05月
在庫:品切・重版未定
詳細
法律相談における通訳、ADR制度の現状と課題を分析し将来を展望する
公益財団法人日弁連法務研究財団の「法と実務」Vol.14。今号を構成するのは、一つは、弁護士と研究者が共同して、外国人相談の現状を分析し、相談通訳資格認定制度を具体的に構想する報告書。もう一つは、ADR調査研究会が実施したADR利用者調査及びADRに関連する3つのインターネット調査の結果を分析した報告書。
主要目次
外国人法律相談における通訳人の認定制度に関する研究報告書〔追記版〕
はじめに──本研究実施に至った背景事情
第Ⅰ部 相談通訳の専門性と必要性
第 1章 相談通訳の専門性──諸外国と日本のコミュニティ通訳者教育の比較から
第 2章 法律相談における通訳の必要性と課題
第 3章 法律相談における相談通訳の実践例──弁護士会外国人法律相談センター(東京)
第 4章 こころの医療における相談通訳の必要性と課題
第Ⅱ部 相談通訳認定制度に向けて
第 5章 相談通訳認定試験の試行と検証 まとめに代えて──相談通訳認定制度の展望
第Ⅲ部 資料
資料 1 研究会名簿
資料 2 研究会日程
資料 3 法律相談における相談通訳と他分野通訳の違い──通訳実践者からの報告記録
資料 4 「相談通訳」認定試行試験 実施概要(報告) 利用者からみたADRの現状と課題
Ⅰ 「裁判外紛争解決手続の実証的研究」について
Ⅱ ADR手続の認知と利用への経緯
Ⅲ 真実と対話に対する当事者の期待──和解の成否と手続の評価に対する影響
Ⅳ 当事者の弁護士利用と期日運営の概要──迅速な解決、情報源としての弁護士の重要性、そして別席調停
Ⅴ 単位弁護士会系センターにおける手続利用者
Ⅵ ADR手続における満足の規定因の検討
Ⅶ 手続に対する公正感の要因と効果
Ⅷ 紛争処理手続利用経験者インターネット調査について──利用者調査との比較を中心に
Ⅸ 一般市民向けインターネット調査の概要と主要な結果
Ⅹ 認知症高齢者への介護行動と法的判断──要介護者の遺族の評価と態度への影響
資料: ADR利用者調査調査票