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契約解釈の構造と方法Ⅰ
山本 敬三 著
A5判上製/400頁
ISBN:978-4-7857-3109-0
定価:9,900円 (本体9,000円+税)
発売日:2024年05月
在庫:在庫あり
詳細
契約解釈と法の適用の関係の観点から契約解釈の構造と方法の解明を模索する
契約解釈の方法と構造に関する1986年初出の助手論文を軸に、1999年までの論稿を収録。契約解釈の意義と方法に関し、実務から提起された問題に答えるために、契約解釈と法の適用の関係という観点から契約解釈の構造と方法の解明を模索する。
山本 敬三 京都大学大学院法学研究科教授
主要目次
第1部 補充的契約解釈
第1章 補充的契約解釈―契約解釈と法の適用との関係に関する一考察
I はじめに
II ドイツにおける補充的契約解釈論の概観
III 日本における法律行為解釈論と補充的契約解釈
IV 結びにかえて
補章 概説:補充的契約解釈―契約解釈と法の適用との関係に関する一考察
I はじめに
II ドイツにおける補充的契約解釈論の概観
III 日本における法律行為解釈論と補充的契約解釈
IV 結びにかえて
第2部 一部無効の判断構造
第2章 一部無効の判断構造―序説
I 問題の所在
II 日本における一部無効論とその問題点
III 一部無効問題の背景―他の重要問題との関連
IV 結びにかえて
第3章 不当条項に対する内容規制とその効果
I はじめに
II 不当条項の効力
III 契約全体の効力
IV 終わりに
第3部 契約解釈の構造と方法に関する理解の深化に向けて
第4章 契約解釈と法の適用に関する構造分析
―書評:山本克己「契約の審理における事実問題と法律問題の区別についての一考察」
I はじめに
II 内容紹介と分析
III 民法学への示唆とその検討
IV 終わりに
第5章 契約法の改正と典型契約の役割
I はじめに
II 典型契約の機能と役割
III 典型契約類型の設定
IV 典型契約の規律方法
V 終わりに