設例で学ぶ個人情報管理と漏えい等対応

設例をはさみながら、個人情報管理と漏えい等対応について具体的に解説！

企業にとっては、個人情報の管理のミスは経営を揺るがす事態となる。これに備えて、個人情報保護法が求める安全管理措置の具体的な内容や、漏えい等が生じた場合の対応について、実務的な悩みポイントを、設例形式で、過去の指導事例なども踏まえつつ、わかりやすく解説する。

木村 一輝　丸の内総合法律事務所　弁護士

Ⅰ　個人情報保護法の基本
　Chapter1　個情法の基本的な考え方
　Chapter2　個人情報の定義
　Chapter3　個人データの定義
　Chapter4　個人情報・個人データに関する基本的なルール

Ⅱ　安全管理措置の実務
　Chapter1　個情法、業法、会社法にもとづく安全管理措置
　Chapter2　個情法における安全管理措置が防止する事態
　Chapter3　個情法における安全管理措置の条文
　Chapter4　安全管理措置の対象となる「個人データ」
　Chapter5　リスクベースでの安全管理措置の決定
　Chapter6　具体的な安全管理措置
　Chapter7　従業者の監督
　Chapter8　委託先の監督
　Chapter9　クラウドと安全管理措置
　Chapter10　苦情処理
　Chapter11　安全管理措置の公表等

Ⅲ　個人データの漏えい等の実務
　Chapter1　個人データの漏えい等が発生した場合の対応の概要
　Chapter2　「個人データ」の「漏えい等」の定義
　Chapter3　個人データの漏えい等事案への対応（安全管理措置）
　Chapter4　個人情報保護委員会への報告及び本人通知の概要（対象事態）
　Chapter5　個情委への報告
　Chapter6　本人通知
　Chapter7　個情委とのやり取り
　Chapter8　マイナンバーが漏えい等したおそれがある場合
　Chapter9　お詫びの品
　Chapter10　損害賠償
　Chapter11　臨時報告書・適時開示・インサイダー

Ⅳ　個情委の対応（権限行使）
　Chapter1　概要
　Chapter2　報告徴収
　Chapter3　立入検査
　Chapter4　指導・助言
　Chapter5　勧告
　Chapter6　命令
　Chapter7　漏えい等報告した場合の権限行使

Ⅴ　漏えい等事案の対応の実務
　Chapter1　委託先事業者からの漏えい等
　Chapter2　共同利用先からの漏えい等
　Chapter3　クラウド事業者からの漏えい等
　Chapter4　内部不正
　Chapter5　不正アクセス・ランサムウェア
　Chapter6　フィッシング詐欺
　Chapter7　暗号化した個人データの漏えい等
　Chapter8　ミスによる個人データの漏えい等