コンプラを語る

中村 直人 著


四六判並製/172頁
ISBN:978-4-7857-3256-1

定価:2,200円 (本体2,000円+税)

発売日:2026年07月

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これからの時代の「コンプラ」論。

新しい時代の価値観は新しい世代が作っていく。企業理念や行動規範などは新しい価値観にあわせる必要があり、その価値観に根差した企業風土がコンプライアンスの礎となる。企業法務の第一人者が語る、これからの時代のコンプライアンス論。

中村 直人 中村法律事務所 弁護士

主要目次

はしがき

第1章 コンプライアンス新時代
  1 コンプライアンス状況が変わってきた
    COLUMN 非常識な若者
  2 何が起きているか―― 原因
    COLUMN 関係性の終わり方
    COLUMN 日本は集団主義から個人主義へ移行できるか
  3 これからのコンプライアンスはどうすればいいか
    COLUMN 心理的安全性と「空気を読めない人」
    COLUMN 心理的安全性が適用できない社内会議は?

第2章 企業風土がポイント
  1 企業風土とは何か
    COLUMN 同調
  2 企業風土を形成する要因・原因は何か
    COLUMN 人事白書から
  3 企業風土の改善策
  4 企業風土の悪化は会社に大きな損失を与える
  5 これからの企業風土
    COLUMN 企業風土と模倣

第3章 組織的不正はどうすればよいか
  1 組織的不正
      (1) 組織的不正の急増
      (2) 組織的不正の特徴
  2 不正のトライアングルで説明できない
  3 組織的不正は容易に発覚しない
  4 組織的不正への対応策
    COLUMN 営業促進とコンプライアンスの狭間

第4章 不祥事が発生したらどうするか
  1 不祥事を探知したときの対応
      (1) 不祥事情報はどこから得られるか?
      (2) 不祥事の兆候を探知したとき、どうすればよいか
      (3) 東証の不祥事対応プリンシプル
      (4) 留意事項
 2 不祥事案の認知と調査体制の整備
      (1) 不祥事案の認知と迅速な行動
      (2) 調査体制の構築
      (3) 誰が調査体制を選択するか
  3 調査
  4 なぜ危機管理広報でミスをするのか
    COLUMN 人権問題と実務の陥穽

第5章 平時に何をするか
  Ⅰ 自社のコンプライアンス体制をアセスメントしよう
  1 自社の体制をアセスメントしてみよう
  2 コンプライアンスの仕組みはどうあるべきなのか
      (1) フィロソフィーの確立が始まり
      (2) 変化への対応
      (3) あるべき機能は何か
      (4) あるべき組織は何か
      (5) 各組織は何をするべきか
      (6) 組織管理の仕組み
      (7) 経営者・取締役会による体制の運営
      (8) 改善活動はしているか
  3 チェック・リスト
    COLUMN 3ラインモデルの課題
  II 報告義務の体系はきちんと運用されているか―― 情報入手ルートの整備
 1 情報入手ルートを整備しよう
      (1) 誰も報告義務を意識すらしていない
      (2) 情報伝達ルールの種類と機能
      (3) 比較的機能している報告義務もある
      (4) 報告義務と隣接するコミュニケーション
  2 報告義務の体系の整備
      (1) 課題は何か―― ―覧表を作ろう
      (2) 報告義務の見直し
  3 報告受領者の義務
  4 報告義務は検証しよう
  5 報告義務の履行は企業風土である
   COLUMN 金融庁のコンプライアンス・リスク管理基本方針など
  III グループ・コンプライアンス体制をチェックしよう
 1 グループ・コンプライアンス体制の重要性
      (1) グループ会社での不祥事
      (2) グループ会社のコンプライアンスは誰が担うのか
      (3) 区分けと責任を明確にしよう
      (4) 分担の仕方
      (5) 親会社での担当部署はどこか
  2 親会社が子会社管理責任を問われるケース

第6章 コンプライアンス体制を向上させよう
  1 問題があるときにはどうすればいいか
  2 コンプライアンスを向上させよう
      (1) 経営陣の決意
      (2) 研修活動の深化
      (3) 人事評価基準の整備
      (4) 話を聞きに行く
      (5) 内部通報制度の改善
      (6) コンプライアンス活動の見える化
      (7) コンプライアンス疲れ
    COLUMN 認識的不正義という話

第7章 これからのコンプライアンス
  1 これからのコンプライアンス
    COLUMN AIの今後
  2 コンプライアンスから、コードオブコンダクトへ
  3 2020年代以降の大きな転換
    COLUMN 懐疑論

事項索引

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