別冊商事法務No.359
独立取締役の現状と課題

社外の取締役の実態調査とその分析に軸足を置き、「独立取締役」をめぐるさまざまな本質論を含む議論からリスク予防まで実務に役立つ内容を各界の論者が解説。 「独立取締役」をめぐる議論に一石を投じる１冊。

第Ⅰ章　独立取締役とはなにか 　１　はじめに 　２　取締役会の役割と独立取締役 　３　上場ルールによる独立役員の義務付け 　４　独立取締役の活用に関する諸問題 　５　むすび 第Ⅱ章　社内から社外へ，そして独立へ—取り巻く環境— 　１　はじめに 　２　導入の現状 　３　議論の現状 　４　むすびに代えて 第Ⅲ章　導入実態の分析 　１　調査概要 　２　集計結果と分析 　３　社外取締役に期待される役割とその要件 　４　社外取締役制度の問題点 　５　コーポレート・ガバナンス促進要因としての社外取締役 　 第Ⅳ章　リスク予防の実務 　１　社外取締役の法的責任 　２　社外取締役の責任の一部免除・限定 　３　リスク予防に向けた企業の体制整備 　４　Ｄ＆Ｏ保険