NFTゲーム・ブロックチェーンゲームの法制


NFTゲーム・ブロックチェーンゲームの法制

松本 恒雄 監修
福島 直央・澤 紫臣 編著


四六判並製/184頁
ISBN:978-4-7857-2931-8

定価:2,530円 (本体2,300円+税)

発売日: 2022年03月

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詳細

注目のNFTとブロックチェーン技術、ゲーム活用事例と法的視点を網羅

NFTとブロックチェーンゲームの登場は、メタバースやオンラインゲーム等において事業者の枠組みを超えたデータ流通を可能にし、大きな注目を集めている。その意義を明らかにし、ブロックチェーン技術の基本を学びながら、ゲームでの具体的な活用事例と今後を見据えた法的な考え方を網羅した。

松本 恒雄 一橋大学名誉教授、早稲田大学理工学術院総合研究所客員上級研究員
福島 直央 一般財団法人情報法制研究所 上席研究員
澤 紫臣  アマツ株式会社 取締役

主要目次

第1章 ブロックチェーンゲームの基本  
 1⃣ ブロックチェーン技術とは  
 2⃣ ブロックチェーンを使ったゲームの実際

第2章 ブロックチェーンゲームの特徴
 1⃣ NFTとは何か  
 2⃣ ブロックチェーンゲームの特徴  
 3⃣ 具体的なブロックチェーンゲームの事例  
 4⃣ ブロックチェーンゲームならではの運営課題――ゲーム内の「価値」と消費者保護  
 5⃣ ブロックチェーンゲーム市場の拡大を見据えたユーザー体験を

第3章 NFTと取引の範囲  
 1⃣ ブロックチェーンゲームにおけるNFTとは  
 2⃣ NFTの取引手段  
 3⃣ ブロックチェーンゲームにおける権利関係と責任範囲  
 4⃣ NFTの価値の変動パターン

第4章 NFTとユーザーの権利  
 1⃣ NFTは所有できるものなのか?  
 2⃣ NFTの価値  
 3⃣ ゲーム終了時のNFTの取扱い
 4⃣ 利用規約への記載  
 5⃣ ブロックチェーンゲームの性質による整理

第5章 資金決済法上の取扱い  
 1⃣ 前払式支払手段  
 2⃣ NFTと前払式支払手段との関係性  
 3⃣ 暗号資産とは何か  
 4⃣ NFTと暗号資産との関係性  
 5⃣ 暗号資産交換業としての登録

第6章 現金もしくは現金同等物との交換  
 1⃣ RMTとは  
 2⃣ RMTとオンラインゲーム  
 3⃣ RMTが禁止されている理由  
 4⃣ ゲームの仕様や運用でRMTを抑止する  
 5⃣ NFTと従来型オンラインゲーム内アイテムの取扱いの違い  
 6⃣ NFTと賭博

第7章 青少年が利用する際の対応  
 1⃣ 未成年の保護についてのガイドライン  
 2⃣ ブロックチェーンゲーム特有の課題

第8章 ブロックチェーンゲームに関するガイドライン

書籍の正誤・補訂

80頁 5~8行目

 誤:NFTを販売するユーザーAは、自分秘密鍵でNFTを暗号化して、購入者であるユーザーBに送付します。購入者であるBは、公開鍵を利用してNFTの暗号化を解除することで、そのNFTを入手します。

 正:NFTを販売するユーザーAは、ユーザーB公開鍵でNFTを暗号化して、購入者であるユーザーBに送付します。購入者であるBは、秘密鍵を利用してNFTの暗号化を解除することで、そのNFTを入手します。

 

80頁 図表3-7

(中央左側)
 誤:ユーザー秘密鍵で暗号化

 正:ユーザー公開鍵で暗号化

(中央右側)
 誤:ユーザー公開鍵で復号化

 正:ユーザー秘密鍵で復号化

 

122頁 10行目、123頁 4行目

 誤:Fugible

 正:Fungible

 

131頁 7行目

 誤:Diabro

 

 正:Diablo

 

奥付

 誤:編著者 澤    臣

 正:編著者 澤    臣

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