法的思考の基礎 新・百万人の民法学 発展編(下)


法的思考の基礎 新・百万人の民法学 発展編(下)
契約(法)

大村 敦志 編著


A5判並製/208頁
ISBN:978-4-7857-2974-5

定価:2,200円 (本体2,000円+税)

発売日: 2022年07月

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詳細

「考える」を突きつめた学びがここにある。

実際の事件を元に、まだ法学に触れていない中学生・高校生とともに「法律とはなにか」「社会/法とはなにか」を考える名授業が待望の書籍化。「考える」ことで導きだされる結論は法学を知る者にこそ「考える」ことの重要性を突きつける。「考える」全ての人におくる本、発展編から登場。

大村 敦志 学習院大学教授

主要目次

第0話 導入   
 Part1 契約法はどこにあるのか   
 Part2 約束を守るのはなぜか   
 Part3 受信契約の法解釈学  

第1話 制度からの離脱?――パートナーシップ事件   
 Part1 婚姻・内縁・パートナーシップの関係――どんな問題があるのか   
 Part2 契約と制度の関係   
 Part3 まとめ  

第2話 契約と契約以前――住友信託銀行対UFJグループ事件   
 Part1 提携交渉に付随する独占交渉条項――何のための条項か   
 Part2 契約による責任と契約によらない責任の間で   
 Part3 中間のまとめにかえて  

第3話 契約類型による内容規制――サブリース事件   
 Part1 サブリースと借地借家法32条の適用   
 Part2 入金リンク条項は何を意味するか  

第4話 意思表示の構造――保証と錯誤事件   
 Part1 暴力団排除と保証契約における錯誤   
 Part2 契約と契約法の位置づけ

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