新しい買収防衛策の考え方

別冊商事法務No.470
新しい買収防衛策の考え方

別冊商事法務編集部 編


B5判並製/300頁
ISBN:978-4-7857-5304-7

定価:3,960円 (本体3,600円+税)

発売日: 2022年09月

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詳細

いま求められる敵対的買収への備えは何か

株主アクティビズムが再び盛り上がりをみせる中、注目事例の続く敵対的買収をめぐる重要事案・裁判例を第一線で活躍する研究者・実務家が検証し、新しい買収防衛策のあり方をさぐる。『旬刊商事法務』『資料版/商事法務』掲載の論考・裁判例を1冊に収載した法務担当者の必携書。

主要目次

・東芝機械の「特定標的型・株主判断型」買収防衛策について
――いわゆる有事導入型買収防衛策の法的論点の検討――
 太田 洋 (弁護士・ニューヨーク州弁護士)  松原 大祐 (弁護士・ニューヨーク州弁護士)  政安 慶一 (弁護士)

・買収防衛策の有事導入の理論的検討
――公開買付けの強圧性への対処――
 飯田 秀総 (東京大学准教授)

・日邦産業事件および日本アジアグループ事件と買収防衛策の今後
 太田 洋 (同)

・富士興産事件原審決定と抗告審決定の検討と分析
 太田 洋 (同)

・東京機械製作所事件をめぐる一連の司法判断の概要と射程
 太田 洋 (同)

・防衛策と買収法制の将来
――東京機械製作所事件の法的検討――
 田中 亘 (東京大学教授)

・買収防衛策に関する裁判所の判断枠組みと実務からの示唆
――近時の裁判例を踏まえて――
 松下 憲 (弁護士)  福田 剛 (弁護士)  増野 駿太 (弁護士)  西村 智宏 (弁護士)

・敵対的買収防衛策に関する懸念と提案
――近時の事例を踏まえて――
 松中 学 (名古屋大学教授)

・東京機械製作所事件が提起した問題と新J-Pillの提案
 カーティス・ミルハウプト (スタンフォード大学教授)  宍戸 善一 (武蔵野大学教授・一橋大学名誉教授)

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