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別冊NBL No.170
データ利活用のための政策と戦略
より良きデータ利活用社会のために
東京大学政策ビジョン研究センター 編
B5判並製/160頁
ISBN:978-4-7857-7142-3
定価:3,300円 (本体3,000円+税)
発売日: 2019年04月
在庫: 品切・重版未定
詳細
経営資源としてのデータ・AI生成物を巡る政策・戦略を研究者・実務家が提言
社会にとって価値あるサービスを提供するための経営資源は、モノではなく、大量のデータとデジタル空間における機械学習の生成物に移行しつつある。東京大学の研究者による政策・戦略立案についての提言と、企業実務家によるデータ利活用の実際をまとめたシンポジウム記録。
主要目次
オープニング 五神 真(東京大学総長) Ⅰ 講演セッション【パートⅠ】 Ⅰ-1 産業データ政策――経緯と今後の課題 渡部俊也(東京大学執行役・副学長/東京大学政策ビジョン研究センター教授) Ⅰ-2 エネルギーデータ戦略――日立東大ラボの議論「Society 5.0を支える電力システムの実現に向けて」から 吉村 忍(東京大学副学長/東京大学大学院工学系研究科教授) Ⅰ-3 ヘルスケアデータ戦略 大江和彦(東京大学大学院医学系研究科教授) Ⅱ 講演セッション【パートⅡ】 Ⅱ-1 個人情報の保護と利活用の両立に向けた法・政策の取組 宍戸常寿(東京大学大学院法学政治学研究科教授) Ⅱ-2 科学技術ビッグデータ戦略 坂田一郎(東京大学大学院工学系研究科教授) Ⅱ-3 データヘルス政策 古井祐司(東京大学政策ビジョン研究センター特任教授) Ⅱ-4 データプラットフォーム 喜連川 優(国立情報学研究所所長・東京大学生産技術研究所教授) Ⅲ パネル討論Ⅰ 個人と産業データの流通と活用――グローバル&ローカルとオープン&クローズ [モデレーター] 渡部俊也(東京大学執行役・副学長/東京大学政策ビジョン研究センター教授) [パネリスト] 境田正樹(東京大学理事・弁護士) 宍戸常寿(東京大学大学院法学政治学研究科教授) 岡田 淳(森・濱田松本法律事務所パートナー・弁護士) Ⅳ パネル討論Ⅱ データ活用社会創成プラットフォームと社会連携 Ⅳ-1 話題提供① Mocap as a serviceから始まるモーション・ビッグデータの利活用 中村仁彦(東京大学大学院情報理工学系研究科教授) Ⅳ-2 話題提供② ライフデザイン・イノベーション研究拠点、都市のスマート化等 東野輝夫(大阪大学大学院情報科学研究科教授) Ⅳ-3 ポジショントーク① Society 5.0の実現に向けた東京大学のデータ利活用と産学協創 五神 真(東京大学総長) Ⅳ-4 ポジショントーク② データ活用社会創成と社会連携に対するKDDIの取組 髙橋 誠(KDDI株式会社代表取締役社長) Ⅳ-5 ポジショントーク③ データ活用社会創成プラットフォームと社会連携 石山 洸(株式会社エクサウィザーズ代表取締役社長) Ⅳ-6 ポジショントーク④ データ活用社会創成と社会連携に対する吉本興業の取組 大﨑 洋(吉本興業株式会社共同代表取締役社長CEO) Ⅳ-7 ディスカッション [モデレーター] 喜連川 優(国立情報学研究所所長・東京大学生産技術研究所教授) [パネリスト] 五神 真(東京大学総長) 髙橋 誠(KDDI株式会社代表取締役社長) 石山 洸(株式会社エクサウィザーズ代表取締役社長) 大﨑 洋(吉本興業株式会社共同代表取締役社長CEO) クロージング 藤原帰一(東京大学政策ビジョン研究センター センター長) * 登壇者の肩書きはいずれもシンポジウム「データ利活用のための政策と戦略」開催時点(2018年11月19日)のものによる。