シンジケート・ローンの法的課題


シンジケート・ローンの法的課題

森下 哲朗・道垣内 弘人 編著


A5判並製/288頁
ISBN:978-4-7857-2705-5

定価:6,600円 (本体6,000円+税)

発売日: 2019年03月

詳細

第一線の研究者たちが、シンジケート・ローンに関する様々な法律問題を多角的に検討

シンジケート・ローンはわが国を含む多くの国々で広く使われる金融手法であるが、その法的性質や各国の規制の差異など論ずべき点は多い。本書はグローバルな視点から、各国の市場、契約実務、法律問題等を比較しつつ、法的論点を多角的に検討する。実地調査の成果も踏まえており、実務上も有益な情報も多く含む。

主要目次

序章 シンジケート・ローンをめぐる問題状況  〔森下哲朗〕 第1部 シンジケート・ローンとローン市場  第1章 日本のシンジケート・ローン市場  〔藤澤尚江〕   第2章 シンジケート・ローンとローン市場の分析枠組み  〔小塚荘一郎〕 第2部 海外のシンジケート・ローン市場  第1章 英国  〔道垣内弘人〕   第2章 米国  〔森下哲朗〕   第3章 香港  〔野村美明・黄軔霆〕    第4章 中国  〔黄軔霆〕    第5章 フランス  〔藤澤尚江〕  第3部 シンジケート・ローン契約書の比較  第1章 利息・手数料  〔道垣内弘人〕   第2章 表明保証―コベナンツとの関連において  〔小塚荘一郎〕  第3章 貸付人間の関係  〔野村美明〕  第4章 当事者の交替  〔藤澤尚江〕 第4部 シンジケート・ローンの法的問題点  第1章 シンジケート・ローン取引における情報提供義務  〔森下哲朗〕  第2章 利益相反  〔森下哲朗〕  第3章 担保  〔道垣内弘人〕  第4章 債権法改正とシンジケート・ローン取引  〔道垣内弘人〕  

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