詳細
立案担当者が、定型約款の実務上の論点についてわかりやすく解説する
民法(債権関係)改正によって新設された「定型約款」のルール。今後生起するであろう実務上の問題点を取り上げ、立案の趣旨を踏まえるといかなる解釈が導かれるのか、立案担当者がQ&A形式で示す。旧法下の裁判例がなく、学説上の議論も定まらない現在において、今後の実務のよりどころとなる一冊。
村松 秀樹 法務省民事局民事第二課長(元法務省民事局参事官)
松尾 博憲 弁護士(元法務省民事局付)
主要目次
第1編 概要解説 第1 民法(債権関係)改正の経緯等 第2 定型約款に関する規定の概要 1 定型約款に関する規定の必要性 2 定型約款等の定義 3 定型約款による契約の成立 4 不当な条項の取扱い 5 定型約款の内容の表示 6 定型約款の変更 7 経過措置 第2編 Q&A [定型約款の定義](Q1~Q21) [定型約款の合意](Q22~Q43) [定型約款の内容の表示](Q44~Q54) [定型約款の変更](Q55~Q65) [経過措置](Q66~Q71) 第3編 議論の経緯解説 第3 定型約款に関する規定に関する議論の経緯 第4編 参考資料 事項索引
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