M&Aリスク管理の最前線 


M&Aリスク管理の最前線 
国内外の最新実務

滝川 佳代 編著


A5判並製/208頁
ISBN:978-4-7857-2606-5

定価:3,960円 (本体3,600円+税)

発売日: 2018年03月

詳細

国内外のM&Aの最新事情を踏まえ、M&Aのリスク管理等の先端実務を明快に解説

世界の先端を行く欧米の実務も踏まえ、M&Aにおけるリスクの管理という観点から、日本ではまだ実例の少ない表明保証保険など、近年M&A実務家の間で話題となることが多いM&Aに関する国内外の最新論点を明快に解説。M&A実務の最前線を担う実務家が、専門性をさらに高めていくための必読書。

主要目次

第1編 M&A取引におけるリスク対応の潮流 序章 第1章 表明保証保険の活用 Ⅰ 問題の所在 Ⅱ 表明保証保険の概要説明 Ⅲ M&A取引におけるリスク対応の枠組みへの影響 Ⅳ 日本への導入状況および今後の展望 第2章 MAC条項をめぐる判例の動向を踏まえた実務的対応 Ⅰ 問題の所在 Ⅱ MAC条項の内容 Ⅲ MAC条項をめぐる判例の状況 Ⅳ 実務的対応 Ⅴ おわりに 第3章 独占禁止法上のリスク分担の手法と契約条項 Ⅰ 問題の所在 Ⅱ 日本のM&A取引契約における典型的な対応 Ⅲ 米国のM&A取引契約における独禁法 Ⅳ その他の独禁法リスクを回避・軽減するための工夫・仕組み Ⅴ おわりに 第4章 価格調整とロックド・ボックス・ストラクチャー Ⅰ 問題の所在 Ⅱ M&A取引における価格調整(企業価値と株式価値) Ⅲ クロージング・アカウント方式とロックド・ボックス方式 Ⅳ ロックド・ボックス方式の契約における留意事項 Ⅴ ロックド・ボックス方式の活用状況と日本のM&A実務への影響 第5章 M&A取引におけるエスクローの活用 Ⅰ 問題の所在 Ⅱ M&A取引におけるエスクローの活用 Ⅲ 米国のM&A取引におけるエスクローの活用 Ⅳ 日本のM&A取引におけるエスクローの活用 終章 第2編 英米におけるディストレストM&Aの実務 序章 第1章 英国ディストレストM&Aと日本への示唆 Ⅰ 問題の所在 Ⅱ 事業再生における会社管理の位置づけ Ⅲ プレパッケージ型会社管理の手続 Ⅳ プレパッケージ型会社管理の特徴 Ⅴ 日本の実務への示唆 第2章 米国ディストレストM&Aと日本への示唆 Ⅰ はじめに Ⅱ 法的整理におけるM&Aのメリット Ⅲ 363条セール Ⅳ チャプター11計画に基づくM&A Ⅴ 再建支援契約 Ⅵ 日本の実務への示唆 終章 事項索引

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