定型約款の実務Q&A〔補訂版〕

立案担当者による定番解説書の補訂版

民法の債権法改正により新設された定型約款もその施行から3年。信託取引に関する記述の追加のほか、定型約款に関する既定の解釈が争われた裁判例を踏まえ、Q1問を追加した補訂版。
 

村松 秀樹　法務省大臣官房会計課長（元法務省民事局参事官）
松尾 博憲　弁護士（元法務省民事局付）

第１編　概要解説
　第１　民法（債権関係）改正の経緯等
　　１法案提出に至るまでの経緯
　　２国会審議の経過等
　　３施行日
　第２　定型約款に関する規定の概要
　　１　定型約款に関する規定の必要性
　　２　定型約款等の定義
　　３　定型約款による契約の成立
　　４　不当な条項の取扱い
　　５　定型約款の内容の表示
　　６　定型約款の変更
　　７　経過措置
第２編　Q&A
　　（Q1）
　　［定型約款の定義]（Q2～Q21）
　　［定型約款の合意]（Q22～Q44）
　　［定型約款の内容の表示]（Q45～Q55）
　　［定型約款の変更]（Q56～Q66）
　　［経過措置]（Q67～Q72)
第３編　議論の経緯解説
　第３　定型約款に関する規定に関する議論の経緯
　　1はじめに
　　２立案過程における議論の経緯
第４編　参考資料
事項索引