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別冊NBL No.191
民事判例研究1
2024年上期
民事判例研究会 編
B5判並製/200頁
ISBN:978-4-7857-7163-8
定価:4,180円 (本体3,800円+税)
発売日: 2025年02月
在庫: 在庫僅少
詳細
研究者・実務家による民事裁判例の速報的解説
2024年1~6月に公刊された判例集登載裁判例を中心に、最新民事裁判例を網羅的に取り上げ、裁判例の動向と注目裁判例の解説を行う。「宗教上の寄附等に関する不起訴合意の有効性」に関する近時の裁判例を総合的に分析しその傾向を見定める「総合判例研究」も掲載。
主要目次
第 1 部 総合判例研究
宗教上の寄附等に関する不起訴合意の有効性
宮下修一
第 2 部 最新民事判例
契約裁判例の動向 1
原田昌和
契約裁判例の動向 2
中野邦保
注目裁判例研究 契約 1
父の名義で開設された口座の預金者が口座を利用し管理する子であると認定された事例(東京地判令 5・7・18)
石田 剛
注目裁判例研究 契約 2
テーマパークチケットの解約禁止条項及び転売禁止条項の有効性(大阪地判令 5・7・21)
三枝健治
金融・担保裁判例の動向
下村信江
注目裁判例研究 金融・担保
抵当権に基づく賃料債権への物上代位と賃借人による相殺の優劣(最二判令 5・11・27)
下村信江
物権・不動産取引裁判例の動向
水津太郎
注目裁判例研究 物権・不動産取引 1
地下用水地役権に関する承役地の譲受人の「登記の欠缺を主張する正当な利益」の有無(大分地判令 5・3・17)
武川幸嗣
注目裁判例研究 物権・不動産取引 2
所有権の登記名義人未記載の土地の地上権者から国に対する所有権確認請求が却下された事案(東京地判令 4・4・15)
田中淳子
不法行為裁判例の動向 1
前田太朗
不法行為裁判例の動向 2
白石友行
注目裁判例研究 不法行為 1
公共工事における専門業者の説明義務違反と過失相殺(大阪高判令 4・9・29)
石井正人
注目裁判例研究 不法行為 2
年少障害者の逸失利益の算定(大阪地判令 5・2・27)
竹村壮太郎
家族裁判例の動向
山口亮子
注目裁判例研究 家族 1
共同親権者の一方が子を代理して提起した訴えが「父母の一方が親権を行うことができないとき」(民法 818 条 3 項
ただし書)に当たらず不適法とされた事例(東京高判令 4・12・13)
合田篤子
注目裁判例研究 家族 2
超過特別受益者による相続分の譲渡と遺産分割(福岡家審令 5・6・14)
水野貴浩
環境裁判例の動向
島村 健/及川敬貴
注目裁判例研究 環境
泉北ニュータウン公園一部廃止事件(大阪地判令 4・3・3)
越智敏裕
医事裁判例の動向
石橋秀起
注目裁判例研究 医事
介護施設に入居していた高齢者が食事中に誤嚥により死亡した事件において、介護事業者の安全配慮義務違反が争
われた事例(名古屋地判令 5・2・28)
岡田希世子
労働裁判例の動向
山中健児
注目裁判例研究 労働
職種・職務限定契約と配転命令の可否(最二判令 6・4・26)
石井妙子
知財裁判例の動向
城山康文
注目裁判例研究 知財
AI を発明者とする特許出願の可否(東京地判令 6・5・16)
青木大也
当期の裁判例索引
民事判例研究会 会員一覧