2019年刊行の書籍

2019年法学検定試験問題集ベーシック<基礎>コース(2019年3月刊)

127頁・憲法 問題54解説

 誤:4.正しい。憲法は,まさに,国会の意思形成を早期に安定させるため,法律案の議決(憲59条),予算先議権,予算の議決(憲60条),条約の承認(憲61条),内閣総理大臣の指名(憲67条2項)については衆議院の優越を定めている。ただし,憲法改正の発議については,衆議院の優越は認められておらず,両議院対等である(憲96条1項前段)。なお,参議院にのみ認められる権能としては,衆議院が開催している場合の参議院の緊急集会(憲54条2項但書・3項)がある。

 

 正:4.正しい。憲法は,まさに,国会の意思形成を早期に安定させるため,法律案の議決(憲59条),予算先議権,予算の議決(憲60条),条約の承認(憲61条),内閣総理大臣の指名(憲67条2項)については衆議院の優越を定めている。ただし,憲法改正の発議については,衆議院の優越は認められておらず,両議院対等である(憲96条1項前段)。なお,参議院にのみ認められる権能としては,衆議院が解散している場合の参議院の緊急集会(憲54条2項但書・3項)がある。

 

161頁・民法 問題6解説 下から7行目

 誤:未成年者の制度(→問題7)は,……成年年齢は満18歳に引き下げられる(婚姻適齢を男女とも満18歳とする改正も同時に行われるので,民753条は削除される)。この改正は,2020年4月1日から施行される。

 正:未成年者の制度(→問題7)は,……成年年齢は満18歳に引き下げられる(婚姻適齢を男女とも満18歳とする改正も同時に行われるので,民753条は削除される)。この改正は,2022年4月1日から施行される。

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