ＩＲ・ＳＲのトレンド ～今、何が起き、何が問題になっているのか～

従前のＳＲ活動では対処が難しくなる局面が増える中、企業にとって望ましい結果を得るために、ＩＲとＳＲを今一度整理し、投資家・株主との無理のないエンゲージメント（対話）につながるように解説。

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岩田宜子　ジェイ・ユーラス・アイアール株式会社 取締役会長

●講師のプロフィール●
岩田宜子（いわた　よしこ）ジェイ・ユーラス・アイアール株式会社 取締役会長
米系銀行の東京支店にて、外国為替、融資、さらにALM分析、リスク管理計画など多岐にわたる業務を経験の後、米系大手カード会社に入社。当カードの国内におけるシェア拡大。1992年よりIR業界でのキャリアを開始、1994年12月米国IRコンサルティング会社、テクニメトリックス（現、トムソン・ファイナンシャル）の東京支社開設に伴い、同社に入社。市場を意識したIR活動を日本で初めて提案。同社を退社するまで、日本・韓国担当シニア・ディレクターを務めた。
同社で担当した企業数は100社を越え、現在IR先進企業と呼ばれているほとんどの企業を顧客とした。同社の日本企業チームの有志で、日系初のグローバル・IRコンサルティング会社、ジェイ・ユーラス・アイアール株式会社を設立。今までの経験を活かし、日本に軸足を置いた本格的なIRコンサルティングビジネスを展開する。現在、上場企業はもちろん、新興企業、上場前企業を顧客とする。東証優良企業選定委員〈2007年より2011年まで〉、日本IR学会理事。慶応義塾大学経済学部卒業、京都大学にて博士号（経済学）取得 (2016 年 )。日経新聞夕刊 2020 年 6 月1日より「人間発見」（5回掲載）。

約１時間30分

2023年11月17日（金）10時～2024年１月16日（火）17時
※編集作業の都合により配信開始日を変更いたしました

▶混迷するマクロ経済や世界情勢は、企業はもちろん投資家にも大きく影響しています。その結果、これまでの ＳＲ 活動では、対処が難しくなる局面が増えています。
▶では、企業にとって望ましい結果を得るにはどうしたらよいでしょうか。それは、より一層の ＩＲ 活動を日常的に行うことです。自社の経営を支持する株主づくりから始まり、投資家とのコミュニケーションを進め、取締役会での議論に導いていくことが期待されます。このことは、アクティビストとの対決を回避するという結果に導いていくことでしょう。
▶このトレンドを実務者は的確にとらえ、企業の持続的成長を目指すためにも経営陣に理解してもらわなければなりません。ＩＲとＳＲを、今一度整理し、投資家・株主との無理のないエンゲージメント（対話）につながるようご案内します。

Ⅰ　問題定義
　１　ＳＲ活動を振り返る
　２　なぜアクティビストに狙われるのか
　３　今後は、ＳＲ活動は必要ない・・・？
Ⅱ　ＩＲ、取締役会と関係
　１　現在の株式市場が、企業、取締役会に期待すること
　２　経営責任としての「アクティビスト対策」
　３　今後の具体的な施策に向けて

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株式会社 商事法務

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