【会場受講】監査役の基礎トレーニング(全4講)

申込締切

タイトル
【会場受講】監査役の基礎トレーニング(全4講)  【会場開催(有料)】
セミナー概要

短期間で、監査役等に求められている仕事の基本を確認しながら、監査役等としての監査戦略(見方・考え方)を身につけていただくことを目的としたセミナー。全講受講者には修了証を授与。

会場受講の受付は締め切りました。ぜひWEB受講をご検討ください。WEB受講の申込はコチラ

講師

第1講 高田晴仁 慶應義塾大学教授
第2講 田中秀樹 東海大学教授
第3講 松山 遙 弁護士(日比谷パーク法律事務所)
第4講 河江健史 公認会計士(河江健史会計事務所)
特別講演 弥永真生 明治大学教授

講師プロフィール

各講師のプロフィールはコチラ

開催日程
2024年08月23日 (金)  ~ 2024年10月07日 (月)
講義時間

各講約2時間~約2時間30分(質疑応答込み)

会場開催

第1講 2024年8月23日(金)15時~17時(終了後懇親会あり)
第2講 2024年9月6日(金)14時30分~17時
第3講 2024年9月25日(水)14時30分~17時
第4講 2024年10月7日(月)13時30分~16時
特別講演 2024年10月7日(月)16時~17時(終了後、修了証授与式・修了記念懇親会あり)

申込定員
40
申込締切
2024年08月22日 (木)
開催場所

株式会社商事法務 会議室(東京都中央区日本橋3-6-2 日本橋フロント3階)[MAP

開催趣旨

▶監査役等(監査等委員、監査委員を含む)に就任することになったとき、昔も今も変わらない悩みがあります。それは「どのような仕事をすればいいのだろう」、「自分1人で何ができるのだろう」ということです。このような状況にもかかわらず、就任直後から実務は「待ったなし」です。本講座は、監査役等には何が求められ、何を監査しなければならないのかという基礎を確認することによって、より良いスタート・ダッシュを可能にすることを目的とします。
▶同時に、東京証券取引所の改訂コーポレートガバナンス・コードでは取締役と監査役のトレーニングが求められています。各社においてはすでに必要な知識の取得やトレーニングを実施していると思われますが、本講座では、短期間で、監査役等に求められている仕事の基本を確認しながら、監査役等としての監査戦略(見方・考え方)を身につけていただくことを目的とします。
▶本講座を修了すると、基礎的なトレーニングを受けたことを示す「修了証」が授与されます。(1)改訂コーポレートガバナンス・コードで示されている「トレーニング方針の開示」へのコンプライ、(2)監査役会実効性評価、(3)IPOなど外部に専門性を示す場面でお役立てください。

※全講出席の受講者には、修了証を授与します。
※本セミナーは当日業務の都合等やむをえない事情で欠席された方のために後日、収録動画のオンデマンド配信を実施いたします(当日出席者も復習として視聴可能)。
※欠席回のある受講者には、修了証授与要件として、欠席回について収録動画を視聴いただき講義の中で講師が提示するテーマについて、簡単なレポートを提出いただきます。

主要講義項目
第1講:監査役等の職務と責任 ~企業統治における位置づけを踏まえて~
講師:高田晴仁 慶應義塾大学教授
 監査役等の職務(仕事)を俯瞰します。
 冒頭に監査役等の職務がまさに「自分事」として身近に感じられるように、監査役等の法的責任に関する近時の事例を紹介します。また、企業統治の全体像、監査の要点を確認します。
 企業統治の全体像として、業務執行・監督・監査の区別、国内外の監査役制度(わが国の監査役制度の特徴)、会計監査人と内部監査部門との関係、および監査役(会)設置会社・監査等委員会設置会社・指名委員会等設置会社の異同点を確認します。
 監査役等の責任については、さらに事例を用いながら、「任務懈怠責任」と「第三者責任」の性質および要件・効果を確認します。企業統治や監査は、ともすると抽象的・観念的になりがちなテーマですが、具体的にわかりやすく解説を行っていきます。
第2講:監査役等に求められる行動と視点 ~監査の有効性を高めるために~
講師:田中秀樹 東海大学教授
 日常における監査活動(主に業務監査)を中心に解説します。
 まず、年間の監査活動が凝縮される監査報告書の記載事項を確認します。その分析によって、適切な視点からの必要かつ十分な監査活動へとつなげることができるでしょう。その上で、監査計画や監査調書の作成、その他監査の主な具体的方法(取締役会その他重要会議への出席、取締役や従業員との面談、往査、会計監査人・内部監査部門との連携、重要書類の閲覧、期末監査等)の要点について解説します。その中で、監査の有効性を高めるための視点についても適宜触れていきます。
 最後に、監査役会および監査等委員会の運営方法について、質問役として新井義洋氏(日本監査役協会企画部企画課)の協力を得て、Q&A形式で整理していきます。
第3講:内部統制システム及び取締役の不正行為等に関する監視・検証
講師:松山 遙 弁護士(日比谷パーク法律事務所)
 内部統制システム及び取締役の不正行為等に関する監視・検証を取り上げます。
 内部統制システムについては、制度化の背景と実務上の必要性を確認した上で、取締役会規則・取締役会付議上程基準、役員選任プロセス、監査役への報告体制、監査役監査環境(スタッフ、予算・費用、専属顧問弁護士等)、内部通報制度等の要点を確認し、求められる内部統制システムの運用水準を整理します。
 また、監査の中核となる取締役職務の不正行為等について、利益相反等、利益供与・賄賂・使途不明金等、特別背任、非通例的取引等の要点を確認し、有事または不正発見時の基本的な考え方・行動を整理します。
第4講:計算書類等及び事業報告等に関する監視・検証
講師:河江健史 公認会計士(河江健史会計事務所)
 計算書類等及び事業報告等に関する監視・検証を取り上げます。
 計算書類等については、取締役の職務執行の監査において重要な部分を占める会計監査の視点から、財務諸表が作成される過程と分配可能額の算定方法、会計監査人との役割分担を概観した上で、不正会計等の具体例を通して不祥事の影響度を見ていきます。その後、有効な監査手続やその可視化である監査調書の重要性(証拠能力の強さ)、親会社と子会社の関係、関連当事者への対応といった監査関連実務や、会計監査人との間の連携や監査報酬といった交渉、選解任の現実について確認し、不祥事に向かい合う監査役等としての基本的所作を整理します。
 また、事業報告等について、対処すべき課題や取締役報酬といった従前からの視点に加えて、ESGやサステナビリティといった新たな視点について整理し、重要視されてきている非財務情報の監査の主役も監査役等であることを確認します。
特別講演:いま監査役に伝えたいこと
講師:弥永真生 明治大学教授

第1講終了後には、受講者同士の懇親会を講師を交えて開催いたします。また第4講・特別講演終了後には修了証授与式と修了記念懇親会を開催いたします(懇親会はいずれも参加費無料)。

申込要領

■受講のお申込み後【セミナー申込完了】と題した自動送信メールがお手元に届きます。なお、セキュリティ設定等によりお手元に届かない場合がございます。
■受講のお申込みを確認次第、折り返し請求書をご送付します。
■振込手数料は、ご負担くださいますようお願いします。
■キャンセルは、会場受講の場合開催日以降(複数講のセミナーの際は第1講の開催日以降)はお受けいたしません。WEB受講は、視聴用URLのご案内後は、お受けいたしません。
■セミナー資料のみの販売はいたしません。
■ご記入いただきました個人情報は、弊社の「個人情報保護方針」に従って適切に取り扱います。
■反社会的勢力と判明した場合には、セミナーへの出席をお断りいたします。
■講義内容・趣旨等を考慮のうえ、セミナーへの出席をご遠慮願う場合がございます。
■問合先 電話:03(6262)6761/E-mail:law-school@shojihomu.co.jp

受講時の注意事項

※代理の方のご出席はお断り申し上げます。発熱、ひどい咳等体調不良の兆候がある場合は、セミナーへのご出席をお控えいただき、後日のオンデマンド配信をご視聴ください。
※会場での録音・撮影、パソコン・携帯電話の使用はご遠慮願います。

受講料

176,000円 ( 160,000円+税 )

受講料説明

1名につき176,000円(受講料160,000円+消費税等(税率10%)16,000円)
※お申し込み1口に対し、1名様の受講に限ります。

主催

株式会社 商事法務

※募集は締め切りました

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