株主アクティビズムの傾向と対策 ~分析を通して2025年の展望をうらなう~

【 受付中 】

タイトル
株主アクティビズムの傾向と対策 ~分析を通して2025年の展望をうらなう~  【会場開催(有料)】
セミナー概要

株主アクティビズムの最新動向や関連するルール等の概要を確認し、それを踏まえて、上場会社がアクティビスト株主とどのように向き合っていくべきかについて解説。

講師

松下 憲 弁護士(森・濱田松本法律事務所)

講師プロフィール

松下 憲(まつした あきら) 森・濱田松本法律事務所 パートナー弁護士
2005年慶応義塾大学法学部法律学科卒業、2012年コーネル大学ロースクール(LL.M.)卒業。2006年弁護士登録、2013年ニューヨーク州弁護士登録。2022年~京都大学法科大学院非常勤講師(M&A法制担当)。国内外のM&A、同意なき買収、買収防衛策、アクティビスト株主対応、株主提案・委任状勧誘を含む株主総会対応等を専門としつつ、会社法務全般を幅広く手掛ける。最近の著作として、「企業買収行動指針のM&A実務への影響」(旬刊経理事情 2023年)」、「買収防衛策に関する裁判所の判断枠組みと実務からの示唆(上・中・下)」(旬刊商事法務 2022年)、「アクティビスト株主対応の最新のスタンダード(上・下)」(旬刊商事法務 2021年)等。

開催日程
2025年01月28日 (火)
講義時間

約3時間30分

会場開催

2025年1月28日(火)14時~17時30分

申込定員
40
申込締切
2025年01月27日 (月)
開催場所

株式会社商事法務 会議室(東京都中央区日本橋3-6-2 日本橋フロント3階)[MAP

開催趣旨

▶近年、アクティビストの影響力が高まり、上場会社においてはアクティビストの存在を意識した経営判断が必須の状況になっています。2023年3月の東京証券取引所による資本コストや株価を意識した経営に関する要請以降、PBRの低い会社がアクティビストから厳しい要求を受けるケースが増加しており、また、アクティビストの影響により経営陣が交代するケースも生じています。このようなアクティビストの脅威を踏まえ、上場会社においては、アクティビストと適切に対話し、場合によっては合意することも求められます。上場会社としては、株主アクティビズムに関連する最新の状況を理解した上で、適切な準備をしておくことの重要性は高いといえます。
▶そこで本セミナーでは、株主アクティビズムの最新動向や関連するルール等の概要を確認し、それを踏まえて、上場会社がアクティビスト株主とどのように向き合っていくべきかについて解説します。
▶また、昨今は、上場会社がM&Aを実施する際には、アクティビストが介入してくる可能性があることを前提とした検討が必要な状況になっています。本セミナーでは、企業買収における行動指針の内容やM&Aアクティビズムの実例を踏まえ、上場会社のM&Aにおける留意点等についても解説します。

主要講義項目

1 株主アクティビズム
 (1) 株主アクティビズムの最新動向
  ・2024年のアクティビスト株主の活動状況
 (2) アクティビスト株主の手法
 (3) アクティビスト株主の要求事項
  ・株主還元、取締役交代、事業戦略、M&A、ガバナンス、ESG等
  ・最近の重要トピック(低PBR改善の東証要請、自己株式取得、政策保有株式等)
 (4) 株主アクティビズムへの事前対策
  ・自己分析
  ・株主エンゲージメント
 (5) アクティビスト株主とのエンゲージメント
  ・関連法規制(インサイダー取引規制、フェアディスクロージャー・ルール等)
  ・エンゲージメントの方法・留意事項
 (6) アクティビスト株主との合意
  ・合意の内容・有効性
  ・開示の要否(重要な契約に関する企業内容等開示府令の改正等)
  ・取締役を受け入れる場合の留意点(CGSガイドライン等)
 (7) 株主アクティビズムを踏まえた株主総会対策
  ・機関投資家から賛成を得るためにするべき事項
  ・2024年の株主提案の状況・分析
 (8) 買収防衛策(買収への対応方針)
  ・近時の裁判例・企業買収における行動指針を踏まえた検討

2 M&Aアクティビズム
 (1) M&Aアクティビズムの手法
 (2) 狙われやすいM&A
 (3) アクティビスト株主からの買収提案
 (4) 企業買収における行動指針の影響
 (5) 事例分析

3 まとめ

4 質疑応答(講師との意見交換)
セミナーの振り返りを兼ねて会場限定パートを実施します。
講義ついての質問や講師との意見交換など会場限定ならではの一歩深い議論を通してセミナーの理解を深める機会としてください。
 

申込要領

■受講のお申込み後【セミナー申込完了】と題した自動送信メールがお手元に届きます。なお、セキュリティ設定等によりお手元に届かない場合がございます。
■受講のお申込みを確認次第、折り返し請求書をお送りします。
■振込手数料は、ご負担くださいますようお願いします。
■キャンセルは、会場受講の場合開催日以降(複数講のセミナーの際は第1講の開催日以降)はお受けいたしません。WEB受講は、視聴用URLのご案内後は、お受けいたしません。
■セミナー資料のみの販売はいたしません。
■ご記入いただきました個人情報は、弊社の「個人情報保護方針」に従って適切に取り扱います。
■反社会的勢力と判明した場合には、セミナーへの出席をお断りいたします。
■講義内容・趣旨等を考慮のうえ、セミナーへの出席をご遠慮願う場合がございます。
■問合先 電話:03(6262)6761/E-mail:law-school@shojihomu.co.jp

受講方法について

※本講は会場開催セミナーですが、業務都合等やむを得ない事情による欠席者のため2025年2月18日(火)より本講の録画動画を配信します(当日出席者も復習として視聴可能)。
※また、本講の録画動画の視聴のみを希望する方に向けて、1月29日(水)からWEB受講受付けも開始しますので、当初より会場参加を予定しない方は同日以降にお申し込みください。

受講時の注意事項

※会場での録音・撮影、パソコン・携帯電話の使用はご遠慮願います。
※代理の方のご出席はお断り申し上げます。当日ご欠席の方は、後日のオンデマンド配信をご受講ください。
※発熱、ひどい咳等体調不良の兆候がある場合は、セミナーへのご出席をお控えください。なお、受付時等に前記のような兆候が認められる場合、ご退室をお願いする場合がございます。

受講料

33,000円 ( 30,000円+税 )

受講料説明

1名につき33,000円(受講料30,000円+消費税等(税率10%)3,000円)
※お申し込み1口に対し、1名様の受講に限ります。

主催

株式会社 商事法務

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