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契約交渉ロールプレイング~実務的な落としどころを探る~
【 受付中 】
- タイトル
- 契約交渉ロールプレイング~実務的な落としどころを探る~ 【会場開催(有料)】
- セミナー概要
弁護士2名によるロールプレイ(直接交渉・Wordを使った間接交渉)や受講者同士の意見交換を通じて、契約書作成と交渉の実務を体感。雛形の使い方や修正の判断基準といった実務的な疑問に触れつつ、交渉学の知見を踏まえた「落としどころ」の見極め方を習得。秘密保持・業務委託契約等の基礎も解説し、確認テストで知識の定着を図る。
- 講師
壱岐祐哉 弁護士(長島・大野・常松法律事務所)
平山直樹 弁護士(平山綜合法律事務所)- 講師プロフィール
壱岐 祐哉(いき ゆうや) 弁護士(長島・大野・常松法律事務所)
2018年慶應義塾大学法学部法律学科卒業。2019年弁護士登録(第二東京弁護士会)。2019年中村・角田・松本法律事務所入所、2023年長島・大野・常松法律事務所入所。M&A取引、株主総会対応、企業間紛争等を中心に企業法務全般を取り扱うほか、労働法に関するセミナーも多数開催している。著作として、「コーポレート・ガバナンスコード改訂の基本と人事労務実務への影響」(労働法学研究会報2022年12月1日号(第2778号))、「議事録閲覧謄写請求への対応」(ビジネス法務2025年2月号・共著)、「個人株主との対話の実践とその現代的意義」(ビジネス法務2025年3月号・共著)『一読でわかる労働法入門』(労働開発研究会、近刊予定)など。平山 直樹(ひらやま なおき) 弁護士(平山綜合法律事務所)
2016年京都大学法学部卒業。2018年京都大学大学院法学研究科卒業。2019年弁護士登録(大阪弁護士会)。2019年弁護士法人大江橋法律事務所入所。2024年平山綜合法律事務所入所。M&A取引、会社法関係争訟、内部通報対応、契約書・プライバシーポリシー等のリーガルチェック等の企業法務全般を取り扱うほか、人事労務に関する法律相談(内規作成、修正等)・紛争代理、ハラスメント調査など、労務案件も多数取り扱う。その他、京都大学法学部・法学研究科非常勤講師、立命館大学エクステンションセンター講師も務める。- 開催日程
- 2025年09月19日 (金)
- 講義時間
約2時間30分(質疑応答込み)
- 会場開催
2025年9月19日(金)14時30分~17時
- 申込定員
- 40
- 申込締切
- 2025年09月18日 (木)
- 開催場所
株式会社商事法務 会議室(東京都中央区日本橋3-6-2 日本橋フロント3階)[MAP]
- 開催趣旨
▶本講座は、契約審査をご担当される方を対象に、講師の弁護士2名が目の前で行うロールプレイング(直接交渉・Wordを使った間接交渉)や受講者同士での意見交換を通じて、契約書作成・契約交渉のイメージを掴むとともに、交渉学・交渉術の知見も踏まえた、最終的な「落としどころ」を見つけるための契約交渉の方法を会得することを目的としています。
▶契約書を作成して相手方に提示する際、はじめに自社で用意している雛形や、過去に締結された同類型の契約書を参考にすることがあると思います。しかし、具体的な事案において、雛形や過去の契約書をそのまま使用することが適切なのか(事案にあわせて変更すべき点がないか)、また、相手方に提示した後、相手方から修正要望があったときにどの程度であれば変更に応じてよいのかといった、「実務的な落としどころ」が分からないことも多いのではないでしょうか。
▶本講座では、はじめに契約書における文言の使い方、実務上頻出の各契約書の特徴といった基礎知識と、交渉学・交渉術の知見をそれぞれ端的に解説した上で、講師の弁護士が二手に分かれて、目の前で交渉学・交渉術を活かした契約交渉のロールプレイング(直接の対面交渉と、Wordを使った間接交渉)を行いますので、契約書のどこに着目して交渉を進めるべきか、どうすれば双方が納得した「落としどころ」が見つけられるのかなど、単なる契約書作成のための法律知識の習得にとどまらない、実践的な契約交渉の実務を体感することができます。
▶また、本講座では講師の弁護士双方の実体験を踏まえた「ちょっとした疑問・課題」についても紹介しながら講義を進めます。メインの対象者は法務初心者ですが、後輩・同僚・事業部門へ納得感のある説明がうまくできないと感じている方や普段の契約審査で取引相手から毎回同じような反論が戻ってくるがイマイチ腑に落ちていない方にとってもご参考になるかと思います。本講座を通じて、契約書作成・契約交渉の第一歩を踏み出しましょう。- 主要講義項目
1.はじめに知っておきたい契約書作成の決まり事
(1)「良い」契約書とは?―予防法務の観点から
(2)明確性と予測可能性を高めるために
・要件と効果
・原則と例外
・期限の定め方―「明日まで」は明日やればいい?
2. 典型的な契約類型とその特徴・注意点
(1)契約全般について
・雛形の使い方
・契約書のどこに着目するか
・交渉力に応じた対応の必要性
・不合理な要望への対応
(2)秘密保持契約書
・情報を開示する側にも開示される側にもなり得ること
(3)取引基本契約書
・取引基本契約が必要なときは?
(4)業務委託契約書
・目的物の完成まで求められるか
3. 契約交渉のロールプレイング―それぞれの契約書を基に
(1)交渉学・交渉術の概論
・契約交渉のスタンス
・無意味な交渉と、建設的な交渉
・「自身の立場に固執せず、利害を見よ」―ハーバード流交渉術の例
(2)秘密保持契約書
・秘密保持契約書の必要性
・秘密情報の定義・範囲
・例外的な情報開示や複製をどこまで認めるか
・損害賠償義務を設けることの意義・実効性
・案件終了後の秘密情報の破棄
(3)取引基本契約書
・基本契約書に記載すべき内容―どこまで記載するか
・在庫負担や不適合物が納入されるリスク
・継続した契約を突如解除されるリスク
・信頼関係が構築できていない状態での契約締結
(4)業務委託契約書
・成果物の完成が義務付けられているか
・知的財産権の帰属
・契約の途中解約を認めるか
4. 確認テスト- 申込要領
■受講のお申込み後【セミナー申込完了】と題した自動送信メールがお手元に届きます。なお、セキュリティ設定等によりお手元に届かない場合がございます。
■受講のお申込みを確認次第、折り返し請求書をお送りします。
■振込手数料は、ご負担くださいますようお願いします。
■キャンセルは、会場受講の場合開催日以降(複数講のセミナーの際は第1講の開催日以降)はお受けいたしません。WEB受講は、視聴用URLのご案内後は、お受けいたしません。
■セミナー資料のみの販売はいたしません。
■ご記入いただきました個人情報は、弊社の「個人情報保護方針」に従って適切に取り扱います(業務委託に必要な範囲で講師に共有いたします)。
■反社会的勢力と判明した場合には、セミナーへの出席をお断りいたします。
■講義内容・趣旨等を考慮のうえ、セミナーへの出席をご遠慮願う場合がございます。
■問合先 電話:03(6262)6761/E-mail:law-school@shojihomu.co.jp- 受講方法について
※本講は会場開催セミナーですが、業務都合等やむを得ない事情による欠席者のため、10月10日(金)より録画動画を配信します(当日出席者も復習として視聴可能)。
※また、本講の録画動画の視聴のみを希望する方に向けて、9月22日(月)からWEB受講受付けも開始しますので、当初より会場参加を予定しない方は同日以降にお申し込みください。- 受講時の注意事項
※代理の方のご出席はお断り申し上げます。当日ご欠席の方は、後日のオンデマンド配信をご受講ください。
※会場での録音・撮影、パソコン・携帯電話の使用はご遠慮願います。
※発熱、ひどい咳等体調不良の兆候がある場合は、セミナーへのご出席をお控えください。なお、受付時等に前記のような兆候が認められる場合、ご退室をお願いする場合がございます。- 受講料
-
27,500円 (25,000円+税)
- 受講料説明
1名につき27,500円(受講料25,000円+消費税等(税率10%)2,500円)
※お申し込み1口に対し、1名様の受講に限ります。- 主催
株式会社 商事法務