仮説思考×要件効果フレームワークで進める社内法律相談対応の技法 ――生成AIに負けない法務部員になるために

講師が経験に基づき獲得した社内法律相談対応スキル向上に関するノウハウを、実際に使用できる「文言例」や「法律相談シート」などのサンプル資料とあわせて提供。

松尾剛行　弁護士（桃尾・松尾・難波法律事務所）

松尾剛行（まつお　たかゆき）弁護士（桃尾・松尾・難波法律事務所）
2007年弁護士登録（第一東京弁護士会）後、3社の法務部門出向経験を有し、『キャリアデザインのための企業法務入門』（有斐閣、2022年）等、企業内法務に関する著作も。情報セキュリティスペシャリスト等の資格を有し、『生成AIの法律実務』（弘文堂、2025年）や『IT・AI法務のゴールデンルール30』（学陽書房、2025年）を著す等、IT・AI分野の経験が豊富。

約２時間

2026年１月９日（金）10時～2026年３月９日（月）17時

▶生成AI時代において、どのようにAIやリーガルテックだけではできない付加価値を発揮していくべきか、という点を課題として考えている法務担当者の方は多いのではないでしょうか。本セミナーにおいては「法律相談」をテーマとして、そのような新時代の付加価値を習得し、実践する方法をお伝えします。
▶講師は、約20年法律事務所で弁護士業務に従事する中で、３社の法務部門への出向経験を有しています。出向中には、依頼部門からの直接の法律相談にも多数対応してきました。
▶そして、依頼部門の相談者によるいわば「生煮えの話」や、場合によっては「こんがらがったカオスな話」を法的に整理することは、法務担当者が法律相談で直面する重大な「悩み」であると同時に、それこそがChatGPT等には対応できない、AI・リーガルテック時代の法務担当者の付加価値です。本セミナーにおいては、講師の経験に基づき、法務担当者が社内法律相談の能力を向上させるためのノウハウ等をお伝えいたします。その際には、講師が頻繁に利用する具体的文言等をお伝えすると共に、「法律相談シート」のサンプル等の資料もご提供いたします。

Ⅰ 生成AIを超える！法律相談能力習得の必要性
Ⅱ 複雑な相談を仮説思考とフレームワークで解決する
 　1 要領を得ない依頼部門からの相談
 　2 要件効果フレームワーク
 　3 傾聴
 　4 相談シート（サンプル添付）の活用
 　5 仮説思考
Ⅲ 実務上の留意点
 　1 法務としての感度を上げる
 　2 共感はするが、法務見解は別
 　3 相談者が無理に「法務承認済み」を取ろうとしていないか
 　4 生成AIの回答を提示する相談者
 　5 会議での相談とメール・チャット相談

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27,500円 (25,000円+税)

１名につき27,500円（受講料25,000円＋消費税等（税率10％）2,500円）
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株式会社 商事法務

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