企業法務のための労働組合法25講

企業法務のための労働組合法25講

五三智仁=町田悠生子 著

A5判並製/240頁

ISBN:978-4-7857-2369-9

定価:2,970円 (本体2,700円+税)

発売日:2015/12

詳細
労働組合が良好な労使関係の構築にとって重要な役割を果たしていることに鑑み、労働組合法の基本的な考え方を可能な限り噛み砕いて説明し、また、実務上重要な25の論点について網羅的に紹介する。

〈主要目次〉
第0講 本書を読み解くキーワード
第1講 組合の法適合性
 「労働組合」という名前がついていれば、どのような団体も労組法による保護を受けられるのか?

第2講 労組法上の労働者性
 労組法による保護を受ける「労働者」とは、「労働契約」に基づき雇用されている者に限られるのか?

第3講 グループ会社における親会社の使用者性
 親会社は、グループ内子会社の従業員が加入した労働組合からの団体交渉の申入れを拒絶できるか?

第4講 派遣先事業主の使用者性
 派遣先事業主は、派遣労働者の加入した労働組合からの団体交渉の申入れを拒絶できるか?

第5講 労働契約終了後(開始前)の団交応諾義務の存否
 労働契約がすでに終了している元従業員が加入した労働組合からの団体交渉の申入れを拒絶できるか?

第6講 義務的団交事項とその範囲
 労働組合の掲げる団交事項が会社の経営判断事項であることを理由に団体交渉を拒絶することはできるか?

第7講 誠実交渉義務
  団体交渉は、ただ交渉のテーブルにつき労働組合側の主張を聴くだけでよいのか?

第8講 団体交渉の打切りの正当性  
 労働組合が申入れを続ける限り、使用者は団体交渉に応じなければならないのか?

第9講 組合併存下における団体交渉
 社内に複数の労働組合が存在する場合、使用者が組合ごとに対応を変えることは許されるか?

第10講 誠実交渉義務と労働協約の締結
 団体交渉で妥結した内容の労働協約化を使用者は拒めるか?

第11講 労働協約の規範的効力
 労働協約の締結は組合員の労働契約にどのような影響を及ぼすか?

第12講 労働協約の一般的拘束力
 労働協約が組合員以外の者に適用されることはあるのか?

第13講 労働協約の解約
 労働協約を使用者が一方的に解約することはできるのか?

第14講 労働協約の終了と余後効
 労働協約が失効後もなお効力を有することはあるのか?

第15講 不利益取扱いと支配介入の成立要件
 不利益取扱いと支配介入はどのような場合に成立するのか?

第16講 不当労働行為の私法上の効果
 解雇が不当労働行為に該当する場合、それだけで無効となるか?

第17講 使用者側の言動と支配介入
 使用者の表現の自由と労働三権の衝突はどのように調整されるか?

第18講 組合への便宜供与と支配介入
 労働組合への便宜供与はどのような点に注意すべきか?

第19講 使用者の施設管理権と組合活動
 会社施設内での組合活動は容認しなければならないか?

第20講 ユニオン・ショップ制と解雇
 労働組合との間のユニオン・ショップ協定に基づいて行った解雇は当然に有効か?

第21講 チェック・オフの法的意義
 チェック・オフを適法に行うための要件は何か?

第22講 組合活動と不法行為
 労働組合の活動に対して使用者が損害賠償を請求することはできるか?

第23講 労働組合の争議権
 労働組合はどのような場合にストライキを行うことができるか?

第24講 企業再編と集団的労使関係
 企業再編は集団的労使関係にどのような影響を及ぼすか?

第25講 不当労働行為の救済手続
 不当労働行為救済申立事件は、労働委員会においてどのような流れで審理されるか?

判例・命令索引

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